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バレエコンクールに入賞しやすいバリエーション&ポイント

バレエコンクールはプロのバレリーナの方たちも過去に何度も参加していることもあるし、そうでない人もいます。

バレエコンクールに入賞したからといってプロのダンサーになれるわけでもないことを理解したうえでコンクールで入賞しやすいバリエーションの内容になります。

舞台に立つという経験を積むことで出場するのはいい経験になりますよね。舞台に出た数だけ、舞台慣れしますし、緊張しても何がおきても突発的なことにもだんだん対処できるようになります。

そこで今回は留学目的や趣味でも学業と同時に頑張れる習い事としてコンクール出場を考える生徒さんたちが多いため、コンクールで入賞しやすいバリエーションを知り、現在のご自分の実力や雰囲気の合う的確な踊りができ、上位入賞を狙っていくための上位ポイントとバリエーションを選んでいきます。

目次

適正を活かしたバレエコンクールに入賞しやすいバリエーションを考えてみよう

バレエコンクールに出場する生徒さんの身体的能力、テクニック、パーソナリティー、そして年齢を考えたうえでバレエコンクールで入賞しやすいバリエーションというのが決まってきます。

↑これが知りたかったことでしょう?

どのバリエーションを選ぶかではなく、どのバリエーションがコンクール出場する生徒さんに合っているか?をよく考えてバリエーションを選ぶか?ということができれば入賞します。

繰り返しますが、海外からも審査員を招待して、バレエの審査をより公正に近づけようと改革をしています。

そういった意味では、アンディオールができていて五番も入り、基礎ができている上で技術はどうかということをしっかりと評価するように変わってきています。

バリエーションを何をするかで決まるのではなく、その参加者の雰囲気と現時点での技術にあったバリエーションを踊れば、ベストコンディションでコンクールに望める可能性は大きいです。

無理して高い技術を必要とする黒鳥や、グラン・パ・クラシック他を選ぶ必要性は感じられません。バレエのコンクールは経験であって、絶対必要なわけではありません。

そしてコンクールが年齢別になっているように、バリエーションを踊る生徒さんの年齢も考えることが必要。

小学生でポワントをまだ履いていないジュニアなら、ブルーバードやペザントなどの比較的回転系のテクニックが少ない踊りやすいバリエーションを選ぶと、キッズの雰囲気にもあってます。

小学生が王子を魅惑するような大人っぽすぎる演技が必要な黒鳥の踊りは、けっこうみていて気持ちが悪い、ミスマッチな印象を審査員に与えてしまうこともあります。

中学以上になれば、ブルーバードやペザントのバリエーションで上位入賞でよりは、オーロラや海賊、エスメラルダやパキータ、ライモンダ等がやはり多くなっている傾向があります。

回転系やジャンプのテクニック系を狙っている生徒さんや、姫のような優雅さをアピールできる踊りを選ぶ、二通りのバリエーション演目に分かれていきます。

バリエーションの中から出場者の個性にあったバリエーションであれば、どちらのタイプであれ審査員のポイントは高くなります。

同時に将来性のあるバレエ体型のほっそりとした体つくりもレッスンとともに作り上げていくことで、コンクールの見た目の加点になります。

さて次にバレエコンクールに入賞しやすいバリエーションがわかったところで、入賞するための高得点となるポイントをお話していきます。

バレエコンクールに入賞者にみられる3つの基本審査ポイントを攻略しよう!

今回は逆算からバレエコンクールでみる重要審査項目を考えていきましょう。

フランスを含むヨーロッパのバレエ学校の生徒が出場するコンクールのデータや、縁故のあるフランスのバレエ関係者でありコンクールの審査員でもある知人から時々zoomやメッセンジャーのチャットで定期的に話し合いました。

次の2点にポイントは絞られました。

  • どういう生徒がコンクールで入賞しているのか?
  • どういうバリエーションをコンクールのために選んでいるのか?

バレエのコンクールでは審査員の点数によって入賞するかそうでないかが決まります。

まずコンクールで入賞しやすいバリエーションを話す前に、審査員がどのようにコンクールでポイント、点数をつけるか考えてみましょう。

バレエのコンクールには基本的に4つの項目を審査します。

この4つの項目で特に注目したいのは審査員の好みでポイントが高くなりやすい条件というものがあります。

このポイントが高くなればそれだけ出場したコンクールで入賞しやすくなります。

ではまず、審査での基本的3つのポイントを話していきます。

  1. テクニック
  2. 身体的能力=バレエの体の条件
  3. 音楽性とパーソナリティー

バレエコンクールの入賞ポイント① テクニック

最近は日本のバレエコンクールでも海外のバレエ団の(元)バレリーナだった人が審査員になっていることも多いです。そのためコンクールのテクニックの審査項目では余計に海外のバレエでのテクニックの評価について考えるべきです。

バリエーションには、回転、バランス、上げた足の高さ、脚のラインなど様々な難しい項目を上げられますが、1~1分半ほどの短いバリエーションで全てのテクニックをじっくり踊りを観察することは難しいです。

その中ですぐに観察できるのが「基礎力」。

特に海外のバレエ学校でもコンクールでも重要視されるのがこの基礎力。難しい技ではなく、基本的なバレエのポジションや動作ができているか?

このブログでも何度も書いてますが、バレエの基本は「アンディオール」です。全てのパは、このアンディオール元に難しいテクニックの習得がつながってます。

コンクールではこのアンディオールが重要なポイントになります。昭和時代の日本のバレエコンクールであれば、ターンアウトがつかえていなくても、回転数が多かったり、ジャンプの高さが高かったりするとそれだけで上位入賞しやすいコンクールも確かにありました。

現在はアンディオールができてないのに、ピルエットの回転が3回以上できたとしても点数を低くつけます。

日本のバレコンクールでも外国人審査員が参加しているときは特にこのアンディオールは辛めに見られます。普段のレッスンから筋肉をターンアウトに使えるように訓練していきましょう。

バレエの基礎ができていない人がいくらどんなすごいテクニックを披露しても「バレエの美しさ」には程遠いからです。海外のバレエ団でアンディオールができていないバレリーナがそもそも入団できないのと同じことです。

私の友人がバレエ教室を神奈川県で開いています。そこの生徒さんがコンクールに出ました。審査員にフランス人の方がいらっしゃって、フランス語の審査コメントが書かれていました。

そのフランス語の字が汚く読めなかったので、私が判読しました。

そこに書かれていたコメント。「アンディオールできていない。アンディオールの改善が必要」

当然、その生徒さんはそのコンクールでは入選しませんでした。

それほどアンディオールは大切なポイントです。

バレエコンクールの入賞ポイント② 身体的能力=体の条件

バレエのコンクールでの身体的能力=立ち姿もかなり重要です。

コンクールで踊る前の舞台袖から舞台に歩いてくる姿で点数をきめる審査員もいるほどです。審査員もバレエ関係者です。出場者をみただけでどの程度のバレエの実力かわかってしまうものです。

歩く姿でどのようなことが分かるかというと。

足の形、太さ、甲があって脚の美しいライン、肩に力が入ってあがっていないか、顔の大きさ等

いろいろありますが、見た目ポッチャリの生徒さんはやはり食事管理をすることも必要になってきます。アラベスクがきれいなフォームに上がらない人は、レッスン以外でもプライベートレッスンでバレエの美しいフォームを踊りのなアで癖付ける練習も必要になってきます。

会員限定サイトでもお伝えしてますが、甲の出し方の方法をパーソナルで習って甲だしのストレッチを自宅でやりながら足のラインを変えていくことも一つの改善できる方法です。

アンディオールができていない足のラインであれば、アンディオール筋を使ったバーオソル(床バレエ)でアンディオールするときの脚の動きを感じながらレッスンでも課題を決めて練習することもできます。

コンクールで入賞するように自分の身体的弱点を改善するための時間と努力が必要になります。また改善するための課題と解決方法を正しく指導できるバレエの先生も必要になってきます。

バレエコンクールの入賞ポイント③ 見た目の美しさは必須

INTERNATIONAL COMPETITION FOR YOUNG DANCERS CONCOURS DE PARIS LE CHAUSSON D’ORより

バレエで一番重要な要素の1つは見た目の美しさです。そのポイントにはバレエの絶対的条件があります。

ほっそりとした体つき、筋力があって難しいテクニックもできる体は、正しい筋肉の動かし方を習い、練習して一過程でほっそりとした体ができてきます。

コンクールでは当たり前ですが、「見た目の美しさ」も加点の要素になります。手足が細長く、 小顔、なで肩で首が長く見えるということから、バレエの美しさが表現されなます。

現在ではいろいろなレベルのコンクールが増えたために、出たい人が出場するコンクールもありますが、レベルの高いプロのバレリーナを目指すコンクールではそれだけ見た目の審査も辛口に点数を決めます。プロのバレリーナにはそれだけの体の資本が求められる世界なので、当然だと思います。

やはり思春期の小学生高学年、中学生、高校生の時は体の成長とともにお腹がすくことも多く、間食や食事もカロリーたっぷりのものを食べたくなる時期でもあります。

ただ一度太ってしまうと脂肪も取れにくくなってしまうので、少しポッチャリしたと感じるのでしたら、痩せるために苦労しない程度に早めに食事管理から始めることを特にお勧めします。

太ってから痩せるのはほんとに大変な作業なんです・・💦

[blogcard url=”https://ameblo.jp/balletfrance/entry-12628153364.html”]

バレエコンクールの入賞ポイント④ 音楽性とパーソナリティー

<バレエコンクールでの音楽性とパーソナリティー>も大切な入賞ポイントです。

これはコンクールに入賞しやすいバリエーションとも関係してくるのですが、出場する生徒さんの踊りにあった(パーソナリティー)音楽のバリエーションを選ぶことがポイントです。

生徒さんの雰囲気(個性)にあったバリエーションを選ぶことです。

  • 明るいスマイルがかわいい踊りなのか?
  • クールな感じの踊り?
  • 上品な気品を感じる姫系の踊り?

大半はこの3パターンにバリエーションは分かれます。

例えば回転系が得意な生徒が黒鳥やエスメラルダ、海賊を選ぶのも一つの方法ですが、その生徒さんの踊りの雰囲気が気品ある、おっとりした感じだったら、「王子を魅惑する踊り」よりもオーロラのほうが個性が活きてきます。

こういった生徒の雰囲気とバレエのテクニックがミスマッチなバリエーションをみかけることもコンクールではあります。

こういった場合、審査員はどういう判断をするでしょうか?

テクニックのポイントの1つ、回転系では高得点をつけ、音楽性・パーソナリティーはミスマッチなので低い点数または、可も不可もない普通の点数がつくことでしょう。

コンクールではこういった選曲選びもバレエの先生の手腕にかかってきます。

特に「芸術点・表現力」の項目では、審査員も人ですから好む踊りの雰囲気を持っている出場者とそうでない出場者がいれば、フィーリングが似ている出場者にポイント高くなるのは当たり前ですからね。

その点においては公平に判断すること自体不可能です。バレエに限らず、音楽や美術他、芸術の世界では感性に関しては人の好き嫌いで決まりますからね。これは仕方のないこと。

審査員からみたバレエコンクールに入賞するポイント

バレエコンクールで大切なポイントが分かったところで、バレエコンクールの審査員が今どのように点数をつけるのか、情報をまとめてみました。

10年以上前の日本でもまだバレエコンクールの数が限定されている時代は、アンディオールとか五番とかそういったバレエの基礎ができていなくても、足が内股でも回転系がものすごくできれば点数を高くしてしまう審査員も少なくはなかったのが事実。

そういうバレエ体型ではない人も上位入賞してました。でも結局バレエ団のオーディションには落ちたり、プロのダンサーにはなれなかったり。

現在は、海外のバレエ団で踊ってきた人や海外のバレエ教師のコースでバレエの基礎(アンディオールや五番、柔軟性他)をしっかりと学んで、何がプロのバレリーナになるために必要なことなのかをしっかりと学んだ人たちがコンクールの審査員をやるように変わってきてます。世代交代です。

またほっそりとした見た目の将来バレリーナになれそうな可能性のある生徒さんもコンクールの点数が上位になっています。

まとめ バレエコンクールに入賞しやすいバリエーション&ポイント

バレエコンクールで入賞しやすいバリエーションは上位入賞者の演目を選んでいけばいいこともあります。

中学生以上で、オーロラや海賊、ドンキやエスメラルダ等の海外のレベルの高いコンクールやバレエ団の主役級の演目を選んでいくと入賞しやすい傾向はあります。

ただ演目に伴って、容姿やバレエの体の条件、テクニックや生徒さんの雰囲気・個性を考えたうえで練習すればもっと上手くなれると感じるバリエーションを選ぶことが大切です。

先生といっしょに、踊りたいバリエーションやコンクールに出場する目的に合わせたバリエーションを話しながら決められるのがベストですね。


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