バレエでプロテインが必要な理由は知ってますか?
ダイエット、特にバレリーナに必要な筋力や筋肉回復に必要といわれているプロテインですが、この必要性をフランスのバレエ学校&師範学校時代に学んだ栄養学と健康とバレエ学についての参考書や大学で学んだノートを見返しながら、バレエでやせることとプロテインが必要な科学的理由を検証していきたいと思います。
バレエを始めれば誰でも簡単に痩せられるというバレエを餌にしたダイエット広告やバレエ専門外の人が憶測や正しい専門知識なしに紹介しているネット情報は結局痩せられない方が大多数です。
なお今回、フランスのバレエ学校や師範学校で学ぶことができる栄養学やバレエ学、解剖学、健康学の情報公開をする条件として、バレエ学校特別メニューの糖質制限食事ダイエットで採用されている食材も元に情報を提供しています。
バレエのレッスン後にプロテインが必要な理由:バレエ学校の栄養学と解剖学より
プロのバレリーナといえば、背が高く、足は細長く、モデルように痩せているイメージがありますよね? 確かに細いウエストや細い太ももといった条件を見てみると、バレエを習えば痩せると思いがちですが・・・。
バレエはシンプルにダイエットすればいいだけ!と勘違いしているバレエを大人から始めた方もいらっしゃいます。確かに汗をかくときもあるのでその分はカロリー燃焼させてますが。
そうはカンタンに痩せてくれません。例えばエステのように機械が動かない脂肪を動かしてくれているようにはいかないからです。
バレエでは入門的なレベルから、体の引き上げをするための筋力つくりや、つま先立ちでバランスをとったり、膝を曲げないで伸ばしたままバランスをとったり、通常の生活にはないエクササイズを継続して行っていきます。
そのため、バレエでは筋肉がなくただ細い体を作ることは目的としてません。
バレエでは弾力性のある、伸び縮みしやすい強い筋力を必要とします。そのため、正しく本格的に行っていれば近世のとれた見た目スリムな体形にはなってきます。
バレエを習っていても一向にお腹やお尻の下の脂肪、太ももや首回りがほっそりと引き締まらない場合は何らかの原因があります。
バレエを習っていても痩せない多くの原因
- いつものように油や砂糖が多く入った加工食をたべている お菓子を毎日食べている
- 夜中に夜食を食べる
- バレエで正しい筋肉を使っていない
- アルコールを飲む(飲みすぎる)
こういった↑食生活が乱れていることで、バレエを趣味で習っていても、筋肉をつけるための食事コントロールができていないので、体脂肪が減り、見た目がスリムなバレリーナ体系にはなりません。
しっかりとバレエで踊るために必要な筋肉がついていることで、カラダ全体が引き締まって細く見えてくるわけです。
(上級クラスになるほど、技はかなり難しうなってくるのですから必要な筋力がなければバレエはたとえ趣味でも上達はしなません。)
バレリーナがバレエレッスン後にプロテインを摂取する理由
タンパク質は筋力を作るため、強い弾力のある筋肉を作るには大切な栄養素がタンパク質の主な働きは筋肉や臓器や皮膚細胞の活性化、髪の毛の再生や質、血液を作るという生きていくうえで欠かせない成分の1つです。
間違ったダイエットやダイエットをしてもきれいに痩せなかったり、皺が目立つようになって実年齢より老けて見られるときはタンパク質をしっかりととっているか、もう一度確認が必要です。
ダイエットしたのに老けて見られたらり、顔や手足がカサカサでいかにもカピカピの肌なんて、せっかく痩せても見た目も綺麗じゃありません。普段の生活でも、バレエや芸術性を評価されるフィギュアスケート、新体操等は見た目も美しいことが求められるでしょう?
だから筋力維持のためにもアンチエイジングのためにも基礎代謝アップのためにもダイエット中もタンパク質の量は減らしてはNGです。またプロテインの作用を考えるとレッスン後に飲むと傷ついた筋肉の回復に一役買ってくれるということも生理学的に証明されています。
タンパク質の量が減ってしまうとどのような現象がおこるか?
- 筋力低下=疲れやすい、集中できない、バレエやスポーツ等で実力を発揮できない
- 肌がカサカサになる、肌荒れやニキビが増える・治りにくい
- 免疫力の低下=病気になりがち
ある程度ハードなバレエやスポーツ、ハードなウォーキングを行う人にとっては筋肉を維持していくため(=体脂肪を減らしあうこと)食事管理をしていると筋力もおちてしまいがちです。
それだけでなく美容や健康の面を考えてもタンパク質の量が足りないと原因不明のなんとなく調子が悪いとか体調不良が続いたりすることもあります。
そして痩せたはいいけど筋力低下により体力がおちて、運動量も減ったり、バレエのレッスン中も何となく練習量をこなしているだけで集中できないと上達もしないです。
バレエに限らずどんなスポーツでも勉強でも他の趣味でも、打ち込めるものに集中できなかったり力を十分に発揮できなかったら残念じゃないですか。
バレエユーチューバのちあこさんもダイエットとプロテインの摂取の重要性について動画でも語っています。
個人的にはバレエがとっても好きなので、レッスン中に自分に集中できなかったり、発表会でも体力不足でいつものようにできなかったりするとすっごく悲しい事実として思い出に残ってしまうので、タンパク質はしっかりと食べるようにしています。
ジュニアの時も現役の時代も趣味として続けている今でもですよ💛
バレエで筋肉質でスリムな体型になるには低カロリーなプロテインがお勧め!
プロテインには、動物性プロテイン=ホエイプロテインと植物性プロテイン=ソイプロテインがありますが、どちらでも効果は同じで主に体に吸収されるスピードが違います。
当然動物性プロテインの方が一気にタンパク質が体に吸収される作用があります。
糖質制限のダイエットや他のダイエット中でも体脂肪率を下げながら引き締まった見た目も細いバレリーナやモデル体型になりたい!ということが目標だったらタンパク質はダイエット中も必ず必要です。食べてください!食べても太りませんから(笑)!
バレエ学校の糖質制限ダイエットで推奨されている低脂肪で高たんぱくな食材?
プロテイン、つまりタンパク質の重要性は筋肉を作るための超重要な主要食材ということは先に解説しました。
ただバレエ学校の糖質制限の食材では、バレリーナやモデルさん、新体操や他の容姿を必要とするアスリートの人たちにとって、タンパク質をとるときにカロリーの高い食材を選ぶことは、ダイエット期間中は避けた方がいいと解説しています。
そのためタンパク質も糖質制限をしている期間は、高たんぱく質だけど低脂肪な食材を一度に食べていい量を目安として積極的に食べましょう💛
高タンパク・低カロリーな良質タンパク質が多いお勧め食材
高タンパク・低カロリーな良質タンパク質のオススメの食材例として、バレエ学校の糖質制限で推奨されている食材を紹介していきます。
肉類:
鶏のささみ、胸肉他、鶏肉は全箇所OK、牛肉、豚肉、ガチョウの肉もフランス食材ならではであります!
お肉類でカロリー高めな豚肉でも、調理方法によって油分を抑えることができるので、ここで推奨しているバレエ学校の栄養士監修の特別糖質制限食事期間中に食べてはいけないお肉類はありません。
他の糖質制限ダイエットのネット情報を読むと、鶏肉以外はカロリーが高いのでダイエット中に食べるのを控えたり、食べる量を控えるように公表している情報もありますが、ここではお肉をたべることに特別種類にこだわっていません。
このようにお肉についても食べていい大まかな量や調理方法させしっかりと守れば、ここでは好きなお肉を食べても全く問題はありません。
そのほうが食べてはいけないというストレスも感じないため、無理なく糖質制限ダイエットができるように感じてます。
大豆製品:
大豆製品もタンパク質をとる意味では重要な食材です。またお肉類とカロリーや脂質を比べると、大豆製品のほうがカロリー的には低い食品とも言えます。
ただここで紹介している糖質制限の2週間の食事メニューでは大豆製品が一つも紹介されていません。
それはこのダイエットメニューがフランスで考案されたものだからです。スーパーでは大豆製品=お豆腐や豆乳は一般的に売られていません。もともとお豆腐を食べる食文化の国ではないからです。
ただ、実際に私自身も日本に帰ってきてからこの食事メニューを実践しながら、プロテインをとる意味で豆乳を毎日飲みましたが、体重は重くなることはありませんでした。
通常の飲料、お腹がすいた時のお菓子の代わりに豆乳ラテ等をつくると、お腹もいっぱいになります。
バレエダイエットで高タンパク質プロテインを取り入れる主なメリット
バレエやハードな有酸素系のスポーツ、アスリートが行うスポーツをする場合や、筋トレで筋肉を壊して修復させるながらインナーマッスルを付けていく人にとっては、筋肉の疲労や修復を素早くさせるために、運動直後や運動中に動物性プロテインを補給するように強くオススメします。
また皮膚の活性化や乾燥を防ぐためには、おだやかに体に吸収されていく植物性のプロテインを練る前に飲むと美容の目的にお勧めです。
どうしても時間的にタイムリーに食事できなかったり、ハードなスポーツ、バレエのようなハードな有酸素系の運動をしている時や、糖質制限中のダイエットの時に筋力を維持したりアップさせてより見た目も引き締まった体を維持したい時は、料理しなくても気軽にタンパク質がとれるサプリメントやスムージでプロテインや高たんぱくなものを補助として摂取することをお勧めします。
糖質ダイエット中には効率的にカロリーが低く効率的に高タンパク質だけ摂れるドリンクを上手に使って体に補給していくことを心掛けてください。
バレエにプロテインがお勧めな理由のまとめ
懇意にしていただいているフランスのバレエ学校の管理栄養士監修の2週間の糖質制限食事マニュアルや、バレエ学校&師範学校時代に学んだ栄養学と健康とバレエ学についてのテキストやノートを見返しながら、バレエを習えば簡単に痩せられるという一般的なイメージは正しくありません。
ただバレエを習うのではなく、バレリーナのように筋力や筋肉で体を引き締め、体脂肪率を下げ、締まったスリムな体型になりたいのであれば、バレエのレッスン回数とともに毎日の食事管理が大切です。
その中でも最も重要な筋肉を作り、運動で傷んだ筋肉を回復させるのも良質なタンパク質=プロテインは必須です。
バレエで汗をかいたからと言って、毎日ビールやワインを飲んだり、糖類や油分の量があるお菓子や料理を食べていては痩せるわけはありません。
正しい日常生活と、適度なバレエの運動量、そして糖質制限の食事メニューのように糖類や油分を調整しながらプロテインやたくさんの必要な栄養素を毎日バランスよく摂るように心がけることで、筋肉で引き締まったた今より数段スリムな体型になります。
食事の準備や買い物が忙しいときは、ドリンクですぐに十分1日の良質な高タンパク質はとることができます。