ザハロワのように細く強い筋肉で締まった体のようになりたいと思う人はたくさんいるでしょう?
そのために今回はバレリーナの食事と減量方法、筋トレを紹介します。
日本でバレエを習っている人が大半ですよね?
やはり趣味でも、舞台で痩せている方が断然美しい!!と思う人はいっぱいます。
子どもでも大人でも変なダイエット方法をしていなければ、ちょっと体重を気にしている人なら食事は和食中心を選んでいるはず。
一般の人のバレエ教室に通う頻度はたいてい、週に2~3回はバレエのレッスンに通っているでしょう?
プロを目指す子どもなら週5回とか・・・レッスンはやっていると思うけど・・。
これだけを考えると一見、毎日運動してる量は一般の人たちよりも多い!
のに思うように痩せてくれないというバレエを習っている人たちが多い。
(私のお教室でもそういう話題を耳にします)
でもね、週に2~3回のレッスンだと、1回のレッスンが1.5時間だとすると、
1.5時間×週2~3回=週に3時間~4.5時間の運動量だけ・・という結果になっちゃいます。
これはそんなに運動量が多いとは言えないんです。
バレエで痩せない原因:一日のバレリーナの運動量と比較してみよう!


フランスのトゥールーズのバレエ学校(コンセルヴァトワール)の一日のスケジュールをみると、週に2~3回のバレエのレッスンだけではどうしても減量方法にはならないということがわかります。
トゥールーズ国立高等音楽舞踊学校の1日
- 8時30分~10時 通常バレエレッスン(バー&センターレッスン)
- 10時30分~12時 女性:ポワントクラス、男性:テクニッククラス
- 12時~13時 昼食
- 13時半~ 通常の学校で座学
- 17時~
- コンテンポラリーダンス
- パドドゥクラス(上級生のみ)
- その他のダンス
こんな感じでバレエのレッスンと通常の学校の科目コースで終わるのが20時ちかくで、それから学校の宿題をやったり、レオタードのお洗濯や食事の時間で一日があッという間に追われていきます。



自宅に帰ったら疲れてやっと食事してだらだらネット検索していつのまにか寝てしまう・・・こんな生活の繰り返で平日が終わっていきました。
土曜日はフランスの場合通常の学校はお休みですが、オープンクラスのバレエクラスはやっているので、たいていのコンセルヴァトワールの生徒はレッスンを受けていました。
こう考えるとフランスのバレリーナの一日の運動量は週にざっと
7時間×5日+2時間=37時間ほどにもなります。
比較すると、週に3時間~4.5時間の運動量と週に約40時間の運動量では太りにくい食事をしていても運動量だけでも相当な違いがでてきています。
そして、食事の質と量もやっぱりちがうんです。フランスのバレエ学校に留学していたころの話ですが、バレリーナの人たちはやはり食べる量にも気を付けてます。ただやみくもに少ないだけでなく、食事管理もされています。拒食症になってしまっては踊れないので・・。
バレリーナ体型になるの自宅でできるバーオソル、フロアーバーの紹介


限られた時間の中でどうやったら効率的にバレリーナのように減量できるか?というのがポイントになります。
自宅で体の中からエネルギーを燃焼させる激しく動かなくてもできる筋トレや、内転筋(コア)を使ったエクササイズがおすすめです。こうすることでバレエのレッスンがなくても自宅で運動しているのだから、何もしない一般の人たちよりは運動量が多く脂肪を燃焼させることができます。
バレエをやっている人でもそうでない人も、やりやすい初級エクササイズになってます。実際にやってみるととくにおなかの中心、腹筋が痛くなります。内ももが使えているのがわかってきます。内もも、内転筋が筋肉痛になることも大いにあります。
体の内側のコア(体幹部)や内ももの筋肉を使うことがバーオソル(床バレエ)のエクササイズではできるので、フランスのバレエ学校でもバレリーナもストレッチの代わりにやってもいます。
バレリーナ体型にのやせた筋肉を保つには?!


バレリーナのように運動量を多くする場合や体を締めてよりほっそりとするために筋トレを増やすときには、アミノ酸やプロテインを補助的に摂たっほうがいいといわれています。運動量が過多になると逆に筋肉が分解されるのを防ぐためです。
ロシアのバレリーナザハロワやヴィシニョーワのように細くても強い筋力を保つことで引き締まったバレリーナのラインが作られている証拠です。
こうやってバレエのレッスンや自宅でできるエクササイズで運動量を増やしながら、せっかく筋力がついたきたのを維持するためにHMB配合のプロテインを適度に補給しながら体脂肪率を減らしていくことが、バレリーナの減量方法につながります。
筋力や筋肉が減ってしまうとバレエも他のスポーツでも体を使っていろいろなことがやりづらくなります。
また体脂肪率も上がってしまうので、体重は減ったけどしまりのないぽかぽちゃした体つきになったり、しわが目立つようになったり、脂肪が目立ったり・・。
バレエに必要な筋力が減ってしまうと?


バレエで例えるなら、ピルエットで必要な軸を保つための脇の筋力や、アラベスクや足を上げるときの筋力が減ってしまうので、ピルエット中で軸がぶれてしまったり、きれいなアラベスクやエカルテのポーズで背中の筋力が保てないことで足を思うようにキープできなくなる原因となります。
だから何時間もぶっ続けでお稽古したりトレーニングすることはここでのダイエット方法では全く推奨しません。
何時間もぶっ続けで練習やトレーニングしなければいけない時は、マックス1.5時間に一度休憩をとることを極力心がけてください。フランスのバレエ学校でも朝から夕方まで練習は週5~6日は続きますが、1レッスン後には必ず10~15分の休憩があります。
筋肉を休ませる作業のために休憩が設けられています。バレエ学校ではレッスン場では休憩時間に [Sucre long]と言われるダイエット用の麦芽ビスケットを食べて体を痩せ生ませている生徒もいるほどでした。
Sucre longはオリゴ糖のような天然の糖類で、通常の砂糖のように加工されているものではなく健康にも腹持ちにもいいとフランスでは健康・ダイエット食品としてかなり人気です。
ザハロワのような細いバレリーナ体型に必要な食事と減量方法のまとめ
このように自宅とバレエレッスンで運動量を一般の人よりも増やしていきながら、筋力を保つためにプロテインを主とした食事で食べても筋力をつけて痩せる体型つくりを目指したり、栄養サポート食で補充することでバレリーナに必要な筋力をつけながら、見た目にも引き締まった体形に近づくことができます。
がむしゃらにバレエを続けるのではなく運動の間に適度な休息も必要です。