バレエ留学を行うためにはバレエの技術が必要なのはもちろんですが、ある程度の費用も必要となります。
バレエ留学を行うには、留学先のバレエ学校のオーディションに合格し、留学が決定するというのは王道の留学方法。
しかし近年では日本からバレエ留学を行う人が増えているので、旅行会社と提携しているバレエ留学のコースでオーディション手配をして留学を行うこともできます。
ただし、旅行会社のバレエ留学を選択すると、通常の留学費用よりも年間約100万円程度余計に費用がかかることもあります。
留学方法については事前にしっかり調べるようにしましょう。
バレエ留学をするには、留学費用はもちろんですが現地で生活するための生活費や家賃も必要となります。その国の物価やレートによって変動もします。
海外のバレエ学校にも国公立、私立が存在しており、それによって学費も大きく変わってきます。
フランスやオーストリアなどヨーロッパの国公立のバレエ学校は年間17~30万ほど、私立のバレエ学校は年間50~100万円の授業料が必要です。
家賃もヨーロッパでは10~12万円が相場。
バレエ学校に寮がある場合は、家賃は少し安くなります。
具体的にフランスにある、パリ国立オペラ座バレエ学校でかかる費用をご紹介します。
1ユーロ=100円で計算した場合、1学期125,000円、2~3学期80,000円、学費だけで年間285,000円必要です。
寮の利用が可能ですので、各学期133,500円×3、給食費は毎月15,000円です。これに普段の生活費を足すと年間200万円近くの費用が必要となります。
当時私が長期留学する前にフランスのバレエ学校へ短期留学を行いましたが、旅費も含めて2週間で50万円弱費用がかかりました。
ビザの取得や往復の渡航費、バレエ学校への授業料、食事代、交通費、宿泊費などなど。
長期滞在するのとさほど変わらないと両親が言っていたのを覚えています。
長期滞在になると寮の使用が可能なので、食費や宿泊費を安くすることも出来ます。
時間がしっかりとれる場合は長期留学でプロになるためにゆっくり勉強するのがおすすめです。