バレエの順位を競うコンクールやオーディションでは甲だしグッズとしてのつけ甲はNGですが、発表会やジョイントタイプの大人の方のバレエコンサートではつけ甲をつけて踊りの見栄えがよくなるのでしたら、つけてもいいと思います。
ただしレッスン中に甲をのばすことを意識してレッスン等をして、自然に甲や足のつま先を伸ばすトレーニングは必須となります。
つま先を伸ばしてレッスンが十分にできていない場合はつけ甲をつけてもきれいには見えないので注意が必要です。
手作りつけ甲の作り方 動画編
コチラのyoutube動画で手作りのつけ甲の作り方がのってました。簡単に作れるので参考にして簡単にできたので作ってみました。
つけ甲(手作り編)の材料
- (ティッシュ)
- 布地テーピング(伸縮)
- はさみ
つけ甲のふくらみが肝心!
こちらの動画をみるとよくわかるのですが、動画と違うところは、私はティッシュを何枚か重ねて自分の甲のラインに合わせ長さや幅を調整して、長細く甲のふくらみ部分を作りました。
動画では、ティッシュの代わりにテーピングを小さく合わせて甲の部分を作ってます。
どちらでもいいと思います。見た目はタイツをはくので変わりません。
ただすぐに1回の舞台でつけ甲をとったらティッシュはびりびりに破れることが多いため、舞台のたびに作らなければならないという手間がかかります。
つけ甲をつける位置はここ!
テーピングまたはティッシュで甲のふくらみをつくれたら、つけ甲をつける位置を確認しましょう。
甲は足表の中心につけるのではなく、親指と人差し指のラインにつけるようにしていきます。
アンディオールしたときに甲のアーチが美しく見える位置になります。
つけ甲をする位置がきまったら、上から伸縮性の茶色テーピングをしていきます。
手作りつけ甲を張るときのポイント
意外とこのつけ甲をつけるときが一番慎重になります。
テーピングがしわになると、バレエタイツを履くとしわが目立ってしまいます。
甲~つま先を伸ばした状態でテーピングを少し緩めに貼っていきます。
こうすることでつま先を伸ばした時にもテーピングつっぱらずに足先にフィットした感じでいられるからです。
グリシコのつけ甲を買ってみました!
手作りのつけ甲を使うと、1回で使いきりになってしまうことが多かったし、作るのが面倒くさかったので、必要な時にグリシコのつけ甲をつけて舞台に立っているときもあります。
普段、甲がないわけではありませんが、やはりつけ甲をしているときの写真や動画を見返すとやはり足先のラインは美しくな~と実感しています💛
シルビアさんでも他のつけ甲でもいいのですが、甲をつける位置は手作りつけ甲と同じく、足の親指と人差し指の縦ラインにつけると、アンディオールをすると甲の高さがかなり目立ちます。
グリシコのつけ甲 より足にフィットしますよ!
グリシコの甲パットの部分ですが、踊ってみるとわかるのですが、知らず知らずのうちにシリコンがはみ出していることがありました。
シリコンが動いてしまうと甲の位置も変わってしまうし、甲が移動してしまうと困るので、シリコンが動かないようにシリコンを入れる口を縫ってしまいました。
こうすることでシリコンも動きにくく甲の位置が踊っている最中もずっとフィットしています。
まとめ 甲だしグッズ:つけ甲の作り方
つけ甲の作り方は簡単です。ただ毎回作らなくてはならないことが多く、面倒くさかったり時間に余裕がない場合は、シリコンのつけ甲を1つ購入するといいです。
シリコンであれば洗って何度も使えるし、傷みにくいです。
甲だしグッズとともにきちんとレッスンでつま先~甲を伸ばす訓練や、ストレッチトレーニングを必ず行いましょう。甲は使うことで筋肉をつけることができます。