大人バレエ、大人になってからどのくらいまでバレエを続けられるのか?何歳までできるの?何歳まで続けたいのか?趣味で続けているにしても、それなりに大人ならではのいろいろな悩みもあるんです。プロ、アマを問わず同じような悩みを感じることもあります。
今日はこういった大人ならではのバレエと辞め時や年齢についてお話していきたいと思います。
プロのバレリーナの辞め時年齢
大人バレエ、という単語は使い方、受け取り方、発する人によっていい意味でもそうでない意味にもとらえらてしまうよう注意語句。
そうね、若い方には40代、50代、60代以上でもバレエを続けて習っている方のバレエに対する考え、体力的なこと、見た目の美しさに対してはわからないことが多いと思います。その時にならないと実感できないこともあるので・・。
海外の国公立のバレエ団の退職年齢
海外の国公立のバレエ団では退職年齢が決まっていて、マックス40歳前半で退職することが法的に決まっています。フランスのパリ・オペラ座バレエ団では女性42歳、男性45歳が劇場を退職する年齢となります。
体を鍛えて、食生活や健康にもかなり気を遣う職業のため、見た目は40代でもまだまだ踊れそうですが、クラシックバレエはやはり体力的、体の回復力やケガの治り具合から考え、40代前半で退職時期とされています。
実際にバレエ団はやめても、パリ・オペラ座では元パリオペ出身のバレエダンサーは退職後も通常のレッスンを続けられる制度があります。また、個人でもレッスンを健康のため、好きなこと、幸せを感じるために続けているバレリーナは結構多いんですよ。
シニア世代も所属できる海外のバレエ団の条件とは?
クラシックバレエがベースのコンテンポラリーダンスを主な演目としている海外のバレエ団では国公立のバレエ団でも40代後半、50代のバレエダンサーは現役で踊っていらっしゃいます。
そのようなカンパニーは多くはありませんが、例えばオランダのバレエ団、ネザーランドダンスシアター Nederlands Dans Theater (NDT)。
このバレエ団はオランダのハーグに拠点を置くカンパニーで、3つのグループに分かれて活動しているユニークなバレエ団なんです。ローザンヌコンクール入賞者の中にもこのバレエ団で活躍しているダンサーが大勢いらっしゃいます。
その中のグループの1つ、NDTIIIは1991年に設立され、40歳以上のバレエダンサーから構成されています。
クラシックバレエもそうですが、コンテンポラリーダンスは特に人生経験も豊富であるからこそ、ダンサーが醸し出す空間や動きを観客は堪能できるんです。若くて美しいバレエダンサーには到達することが難しい世界です。
コンテンポラリーダンスの原点にクラシックバレエの基礎、上級テクニックと舞台経験があるからこそ、深いコンテンポラリーダンスが踊れるのだと海外では考えられています。これがバレエよりもコンテンポラリーダンスが西ヨーロッパでは賞賛されている理由の一つです。
大人のバレエ、40代以上がすべき体力維持とケア
大人のバレエでは早い方では20代後半、30代前半から10代、学生のとき、20代のときと同じようには体力が続かない、思うように体が動いてくれない!と少しずつ実感する時期になります。
バレエを続けていれば、体力の衰えかたは穏やかな路線になりますが、やはりオールナイトができないと同様、少しずついろいろなテクニック面ではあれ?と思い始める時ではないでしょうか?
- グランジャンプで高さが飛びずらくなった
- ピルエットの回転軸がブレるようになった
- アップする時間が増えた
- アップなしで動けない
- 体が温まりにくくなった
- レッグウォーマーが必需品!
- レッスン後、夜は爆睡!
ただ30代以上になるとやはりプロではなくてもレッスンの回数、度合いによって体を酷使しています。中にはプロのバレリーナ並みにレッスンを受けコンサートや発表会に参加している大人の方もいらっしゃいます。
技術的なことは変わりありませんが、やはり体力的に落ちてきたと感じるのが30代ではないでしょうか?
見た目は週1でも定期的にバレエを続けているのであれば適当に筋肉を使っているため、老化は急激に現れません。特に見た目はまだまだこれから!という方も多いのではないでしょうか?
また、女性にとっては30代は妊娠される方も多いです。バレエを習っていて、一時中止され出産される方も多いのがこの時期になります。
その時になってもっと前にケアしておけばよかったと後悔する前にやはり体のケアは内側から気を遣ってあげましょう。体内に入るものなのでやはり害のないもの、ナチュラルなものを体にプラスしていくことが大切なのではないでしょうか?
今後の40代、50代、60代以降の体の状態を考え、今のうちから体力温存のための体つくりは必要です。
食べ物からは取りづらい栄養素であればCBDオイルのNUMUN NATURALSでは体に不足しがちな栄養素を補いながら長く踊れる体つくりをしていくことが試される年代でもあります。
リラックス効果もあるオーガニックなCBDオイルで、バレエに必要な伸縮自在な柔らかい筋肉作りを目指すといいですよ。
大人のバレエに必須な見た目ケア
大人のバレエでは、レッスンでもコンサートやイベントで踊るにしても、30代後半、40代、50代以上になるとやはり見た目の美しさは若い10代や20代の肌には勝てません。
特にレッスンをしていても、そして舞台で踊る方はとくに、お肌に艶もハリもあり、シミやほうれい線や首筋のしわはかなり目立ちます。ケアを大切にしていないと実年齢よりも老けてみえてしまいがちです。
そうした↑ことがせっかく練習もリハも頑張っていらっしゃるのに、こういった不十分な見た目のケアにより舞台での見栄えがしぼんでしまいがちなんです。やはりコンサトーで踊るなら自己満だけでなく、いい踊りだったね!って言われたいな~と思いませんか?
バレエのレッスンや自主練ではしっかりした基礎ができたうえでのバレエの体の美しいラインや動きがバリエーションや男性とのパドドゥに活かされてきます。そして見た目の美しさもプラスされれば嬉しくないですか?
- ほうれい線
- 目のしわ
- 首のしわ
- 肌のハリや艶
まとめ バレエ、何歳まで何歳までできる?
バレエを続けるることができる年齢は個人差があります。続けたいという気持ち、やめようと決心する気持ちは人それぞれです。フランスでは素敵な女性は60代でも70代でも向上心もってバレエを続けていらっしゃいます。
いろいろ年を重ねるにつれ若いときには気づかなかったようなちょっとした悩みも増えてきますが、やはり女性ですから舞台からもレッスンやリハ中も美しいヒトでいたいですね。私自身も美しい女性として踊りをまだまだ続けたいなと実感しています。
40代、50代以降も続けようと思えば続けられるバレエですが、舞台にでてもそれなりの踊りができるように基礎のアンディオールができているかどうかで決まってきます。
ふとしたとで転びそうになったり、よろけたり、ちょっとしたことでケガも多くなる年齢になります。バレエではアンディオールの基礎がしっかりできていることで初めてバランスができたり、回転ができたり、ジャンプが決まったりします。アンディオールの基礎はこういったバレエの全てのパの基本となり、ケガを防ぐことも目的とした重要ポイントになっています。