
まずバレエ学校で最終学年に残って卒業するまでに落第者もあり、退学者もありますが、バレエ団を引退する時もいろいろ考えなければいけないことはありますね。
外国の国立のバレエ団のように、一流のダンサーも公務員の扱いで退団後は年金生活ができるのであれば言うことないですが、大概の人はそうもいかず・・。
そうでなければ、30代・40代で引退してから何で生活費を工面していけばいいのだろうか?
日本であれば、大概バレエのオープンクラスの講師を掛け持ちしたり、自分のスタジオをオープンさせたりする人が多いですよね。
男性のダンサーであればバレエ教室の発表会にゲスト出演される人も多いですよね!
でも年齢とともにこれから先のことが心配になる場合もあります。スタジオ経営していても生徒が少なくなると収入が減るし、バレエ講師の契約継続とかもあるし、果たして50代、60代になって体調の変化やケガもでてくるし、いろいろな心配が年と共にでて来る時もあります・・。
そうした時に外国の元ダンサー達はバレエ団を辞めた後はどのように生活しているのだろうかと思ってしまいます?
もともとバレエをプロフェッショナルでやろうと思った時には、小さい時からバレエ漬けの生活です。プロのダンサーになってもバレエ漬け。
だから引退した後の準備をする時間もない。考える暇もない。さらに日本では怪我したダンサーに生活の保障はない・・。ひどすぎますよね。
そういう悪循環にならないように海外のバレエ団ではいくつかのプロジェクトが始まっているところもあります。
引退後の再教育制度や助成金を充実さえ、舞台関係者やリハビリ関係の職に就くことができたり、全く分野違いの弁護士や医者(スポーツドクター)になる人もいます。
もしバレエやダンスだけに固執していないのであれば、バレエのプロダンサーになれなかった時、又はバレエ団を引退した時に、他の職に就けるように再度振り返るのもいいのではないでしょうか?