バレエのレッスンに励んでいる子どもの生徒さんも大人の方も、プロのバレリーナも悩みのタネの1つが太ももの太さになります。この悩みは昔も今も変わらないですよ?。
ただ若い10代の生徒さんにおいては、依然と比べて日本人の体型も欧米化してきて、バレエのレッスンには欧米体型の足長で細くスラットした脚のラインの生徒さんもバレエでは見かけるようになってきました。
でもまだ、バレエといえば体が細くなる、痩せるという定番イメージがあるのに、特に太もも太くなる人ってまだまだ多いんですよね。生まれつきの体型も多少原因はありますが・・・
それでも正しい筋肉の使い方次第で見た目が細く痩せることが十分できます💛
今回はフランスのバレエ学校で取り入れているバレエに必要な解剖学で必要な知識を取り込みながら、正しい筋肉の使い方を学びながら、ここで太腿が特に太くなってしまう原因と改善方法を考えていきたいと思います。
自分の筋力や筋肉のつき方によって動き方も変わってくるし、どこの筋肉を使うか?微妙な太ももの筋肉をバレエで使う位置を考えていきましょう。
バレエで太ももの外側の筋肉を過剰に使っていませんか?
バレエで足が太くなる原因の多くはは太もも外側のの筋肉を使いすぎ、疲労した筋肉が回復する時間が不十分なまままたレッスンを行い太ももの外側を特に使ってレッスンをしてしまうことが原因です。
筋肉は使うことで筋肉の細胞が崩れます。それを修復することでより強い筋肉ができてくることはもう知ってますよね?
ただこの太ももの使う場所が主に外側で、マッサージも十分にされず筋肉を回復する栄養素が足りないと筋肉細胞が破壊されているため硬くなってしまい、結果膨らんでしまうことが原因です。つまり四頭筋を使いすぎてしまうんです。
バレエの先生はよく、内ももの筋肉で足上げてとか、アンディオールして!とかいいますよね。
もっとそれは正しい注意です。まず基本ですよね。頭でイメージさせながら太ももの内側を意識させて働かせる訓練が必要。
でもそれだけではないんです。
完全に太ももの外側の筋肉を使わないでバレエが踊れるかというとそうではありません。
外側の筋力を使う量を出来る範囲で最小限に使っていく。
これが正解。
太腿の筋肉の量も質も個人差があるので、ある程度外側の筋肉が硬くパンパンに感じられるようになってしまったら注意が必要です。太腿の外側を使いすぎという意味ですからね。
バレエで太ももの外側の筋肉を使いすぎることによるデメリット
この太ももの外側の筋肉を使いすぎて硬くなってしまったら筋肉が普通の運動をしていない人と比べると筋肉が外側に発達しすぎてしまいます。
また筋肉の使い過ぎで固くなりがちです。このまま正しいストレッチをしなかったり、筋肉を休ませることをしないとどのようなことが生じると思いますか?
太ももが太くなる原因は代謝の悪さ?
血行が悪くなって疲労物質がたまってしまい、いつも疲れているような怠い感じが残ったり、レッスンも日常生活でもやる気が出なかったり、代謝が悪くなるために食べたものや老廃物の循環も悪くなってしまう原因が挙げられます。
太ももにはいくつもの筋肉があり、筋肉ごとにストレッチする必要があります。
まず、前側にある「大腿四頭筋」は、立ったり歩いたりする動作で発達しやすい筋肉です。ストレッチなどでほぐさないと、硬くなり太くなってしまいます。そして、太ももの内側にある「内転筋」は、日常生活ではあまり使わない筋肉です。使う機会が少ないと内転筋が固まってしまい、血流が滞って脂肪がつきやすくなります。
最後に、太ももの裏側にある「ハムストリングス」は、疲労などで硬くなりやすい筋肉です。ストレッチでしっかり伸ばすことで、疲労回復やむくみ解消、腰痛の改善が期待できます。
新陳代謝が悪いから太ももが太い?
太腿の外側の筋肉がパンパンに硬い
↓
血行が悪くなる
↓
新陳代謝が悪くなる、疲労物質がたまる
↓
むくみが生じて見た目も太い
だからむくみを解消させることで、つまり太ももの外側の筋肉をゆるますことで、鏡越しにみる太腿のラインや太さも多少解消されます。
このように原因を知れば、取り除く方法、改善する方法は必ず見つかります!
バレエで太ももの筋肉を使いすぎるのはバレエの先生が原因でもある
バレエで太ももやふくらはぎの筋肉を使うのは立ち仕事や長時間のデスクワークに匹敵するほど、脚の無駄な筋力を使いすぎさせてしまいます。
むくみをとるにはバレエのレッスン後に体を伸ばすゆるやかなストレッチは大切です。
それと同時にむくみを解消しやすいサプリメントを使うのも相乗効果があります。
上半身に比べて下半身(特に太もも周り)が張っている場合(←過剰に筋肉が付いている💧そしてその筋肉は「固い」事が多い😱)
これは先生がどこの筋肉を特に使ってバレエのバーレッスンをするのか?しっかりと基礎から教えていないことが原因。
見よう見まねで生徒さんはバレエの動きをマネしながら練習することが多いので、どこの筋肉を使って主に足を動かすか?ということを学んでいないと的確にレッスンで伝えることはできないのも太ももをギュッと固めて踊ってしまう原因でもあります。
とくに人数の多いバレエ教室、大人だとオープンレッスンでは目的が違うので先生もそれほど注意をしないことも多いです。
↗これはとても残念なことだと思います。
子ども中心のバレエ教室であれば、大勢の子供たちがいるレッスンではなく、少人数で一人一人の体のつくりや筋肉の質が違うように、個々にあった注意をしてくれる先生gいらっしゃるお教室を選ぶべきだと思います。
また大人のバレエであれば、オープンクラスのレッスンだけでは先生の目的、教室の目的も違うので、一人一人にあう注意はしないことが大半です。いろんなレベルの人がいるので、標準的なことしか言えないんです。
それでも自分の筋肉にあった体の使い方を教えてもらいたい場合は、定期的に少人数のお教室やプライベートレッスンで自分の体と筋肉の質にあったバレエの動きを習ったほうが、例えば太ももを極端に使いすぎない自分の筋肉にあった動かし方を習うことができます。
バレエで太ももが太くならないトレーニング
ここでバレエ教室の生徒さんの筋肉の質と可動域を観察しながら太ももを今よりほっそりとすることに成功したポイントを一つお伝えしようと思います。
大腰筋強化で足にかかる負担を減らそう!
生徒さんをみてると、足が強い子どもさんは結構太ももが発達してます。太ももでいろんなバレエのテクニックの動きを制覇しちゃえるんです。子どもなのにフェッテが上手い子、ピルエットが得意な子、ジャンプが得意な子、こんな特徴をよく見かけます。
こういう生徒さんには、太ももでバレエを踊らない!
体を引き上げてアンディオールに必要な腰回りを意識して動くといってます。
足が強い子どもさんは上半身を引き上げようとしなくても足が強いので踊れてしまう傾向があります。もちろん例外もありますが・・。
そういう子どもさんほど、引き上げ=アンディオール筋を意識するように注意します。
バレエでアンディオールはできてますか?
アンディオール筋を使い、太ももの筋肉を細くするコツはアンディオールする筋肉の位置を理解しレッスンで使っていくことで不必要に太ももの外側を使うことはなくなっていきます。
これらを注意してバレエのレッスンを繰り返していくと、太ももで動きをするのではなく腰の位置で足の動きをすることができるので、太ももに余分な力が以前よりかかりにくくなります。
バレエの先生が、「腰から脚を動かす」「腰から脚だと思って」と注意するのはこういうアンディオール筋が直接関係していることになります。
太ももが太くなるにはそれなりの原因があることが分かっていただけたでしょうか?
体に負担をかけないようにアンディオールの基礎が身についていてる上でな正しい食事療法を同時に行い、また筋肉が修復する栄養素と時間を十分とり、次のレッスンに繋げることで今の太ももの太さよりも細くなることができます。基本となるアンディオールを再度見直すことから始めてみましょう。