バレエ歴が浅い人も、長年やっている人も、バレエの発表会前のダイエットはほとんどの人が悩むもの。
下手に自己流ダイエットしても、痩せたいところが痩せなかったり、ダイエットしているつもりで逆に「ダイエットしていて食事制限がある」ていうことに対してストレスがたまり、逆に過食して太っちゃったり。
子ども時代のバレエ教室の発表会だと約100名近い生徒がいたので、やっぱり見た目がほっそりしたスレンダーできれいな生徒がいい役についていた覚えがあります。
だから余計ダイエットしちゃおうなんて密かに思っちゃうんですよね。
そう、やっぱりバレエは見た目がとっても大切なポイントのひとつだから、明らかに痩せたほうがいいでしょって言われてしまう子より、痩せているほうがいい!
困ったことに、ここで変な痩せ方をしちゃう人がいるんですよね。
極端な話、ジュニア時代には拒食症になっちゃった人もいます。その子は初めてのブルーバードのグランで、もっと痩せてきれいにバレエを踊りたい!っていう気持ちと、男性と組むので体重の負担を少し減らそうと思ったのがダイエットのきっかけ。
元々普通体型て、舞台からみても太ってはいないので、ダイエットするにしても2,3キロ痩せればよかっただけ。
だけど思うようにひょいひょう痩せてしまい、158cmあるのに体重が38キロきっちゃってみていても大丈夫?って感じでした。
拒食症になってしまった彼女の踊りは散々。
- ひょろひょろした頼りないバリエーションで、生き生きとしていない踊り
- 男性に抱えられるようなグランで、病人のような感じ
↑舞台ではこのような感じでした。
こんな踊りだとかわいそうだけど、コンクールでは予選落ち・・。
もっとひどかったのは、発表会の練習中に食べていなかったせいか、力尽きてしまい意識なく倒れて失禁・・・。
こうなってしまうと恥ずかしいし、バレエどころではなくなってしまいますよね。
だからバレエの発表会やコンクールにむけてダイエットして体のラインをより綺麗に魅せるために頑張るのはいいことだけど、やりすぎや自己流ダイエットは栄養素が欠けて健康被害を起こしたり、病院に入院する羽目になったりもするので、やはりバレエのことを知っているトレーナーの元でダイエットと同時に筋力トレーニングをいっしょにやったほうがバレエ体型も保てますよ。
バレエ専用のパーソナルトレーナであれば無駄な脂肪を取り除いて、ピルエットや自分の軸で立ったり、ポワントの引き上げに必要な筋力をを作りながらスレンダーで痩せた体が作れます。
1~2か月で3~5キロやせることは可能ですよ。これだったらバレエの発表会やコンクールに向けてまだ間に合いますよね!
個人的には、留学時代にバレエ学校専属の栄養士さんが作ってくれた2週間ダイエットメニューを2か月続けます。そうすると私の場合、一番気になる太もも外側下の部分からお尻までが痩せてきれいなラインになるので、大人になった今でも舞台前や、鏡の前でちょっと太ってきたと感じる時はすぐこのダイエットメニューを実践しています。
現在は160cmで43キロにはなります。身長ー120cmは一つの目安で、あとは筋力がついていればそれだけ体重は重くなるので、見た目はこれで良しと納得してます。