MENU
LINE@ではフランス流バレエの上達ポイントをお伝えします。

理想のバレリーナ自分像を目指そう!

友だち追加

ID検索は @avv2235f
Lineからお友達追加くださった方に、今だけバレエ上達のための無料プレゼント2つ↓

①バレエとイタリアオペラの共同制作「SAKURA」の短いリハーサル動画

②フランス流バレエ上達のための骨格

✈海外バレエ留学のための個別コンサル

バレエのアラベスクで後ろ足を高く上げるコツ

バレエのアラベスクでのバランスをとるとき、よく見かけるのが、手がつっぱって硬直気味あったり(手に力入れすぎで手でバランスをとっている)、首に力入れすぎや上にひっぱりすぎでガチガチの固い踊りって発表会やコンクール、大人の参加型のコンサートで見たことありませんか?

バランスとるのもけっこう力がはいっちゃう感じですよね?

アラベスクでバランスをとるために背筋や腹筋を使う、とか引き上げが足りない、とかいろいろ原因はあると思います。

私自身もバレエ団時代も今も、フランスでのバレエのための解剖学と実際の踊っていた経験で体がアラベスクでバランスをとるときの瞬間、どこを最初にイメージできるかによって完成度が違うことに気づきました。

今回はまずアラベスクの基本に戻って、最初の意味や基本ポジションを副手しなおしたうえで、あまりまだ日本では教えられていないことをフランスのバレエ解剖学の観点からアラベスクを今より楽に上げるコツについて情報公開していきます。

目次

バレエのアラベスクの意味と発祥

 arabesque

バレエのアラベスクはフランス語が発祥です。

アラベスク arabesqueをフランスの百科事典、Larousseで調べてみました。

アラベスクの意味は3つあるんですね。

1. Ornement peint ou sculpté spécial, d’origine islamique ou non, employé en décoration.

古代、イスラム建築の一部でアラベスク模様と呼ばれる装飾のこと

2. Ligne idéale, sinueuse, résumant le rythme essentiel d’une composition peinte, dessinée ou sculptée.

美術の世界で、アラベスク模様がなす唐草模様を描く丸く絡まった美しいラインとされています。

3. Figure d’équilibre de la danse académique, de forme linéaire, dans laquelle une jambe étant en appui au sol (pied à plat, sur pointe ou demi-pointe), l’autre élevée en arrière, le buste prend différentes positions, un des bras tendus en avant, l’autre en arrière.

バレエの世界でいわれる安定した基本ポジションとされます。

床に足の裏が付く場合・ポワントで立った状態・ドゥミで立った状態の片足が軸となり、もう片方の足が後ろ側に上げたフォームで、上半身はいくつかのポジションが決まっています。

La Rousse より参照

さて3つの意味の内、アラベスクは美しい基本ポジションとされていることが分かりました。

アラベスクの軸をどこに感じてますか?

日本のバレエ教室でバレエを習っていた子供のころは、先生も根性時代のバレエだったので(笑)、頭で考えるよりも実践して自分で学んでいくバレエでした。

フランスのトゥールーズのコンセルヴァトワールで元校長先生から教わったのは、まったく違うこと。バレエの解剖学ではどこの筋肉をアラベスクの時に重点的に使う意識をするか?をしっかりと習ったのですが、ここではそこの筋肉の話は「会員限定サロン」だけで話すとして・・

バレエ初心者でなければアラベスクのフォームがお魚の開きでなく、骨盤の向きをできるだけ進行方向まっすぐに向けることはできている前提で話を進めます。

バレエでアラベスクバランスの瞬間、どこから上に立とうとするか?

今回はこれを中心に考えていきましょう💛

アラベスクのうしろ足を高く上げるためのバランス軸を確認してますか?

私自身がいたフランスのバレエ学校ではアラベスクのバランスはスタートするときにどこをまずポイントとするかで軸がとれて楽にバランスがとれるか?ということを何度も言われてました。

体も頭もすぐ忘れてしまうのですが(笑)。

アラベスクの形が一応まっすぐにできているのを前提にして考えると、最初の立つ「軸足」を考えるとバランスを楽にとりやすくなります。

そう、アラベスクでプリエから立つプレパレーションの後に、軸足を先に素早く床に立たせてあげる。

この時ひざは曲がらないように♪

軸足で立つ位置に足を立たせてあげる。特にポワントの時はそうやってつま先で立つ位置を安定させてあげてから手をアラベスク1番の位置にもっていて、最後に後ろ足をアラベスクに持っていく感じです。

言葉で書くとかなり難しいのでしっかりと伝わるかちょっと不安なのですが・・。

アラベスクルルべ 後ろ足を高く上げるための軸の取り方

アラベスクのルルべでバランスをとる直前、プレパレーションで軸足プリエから、他方の足を前に出してアラベスク ルルべをするとき、

  1. 「先にアームス、手をアラベスクの位置にもっていく」
  2. 「遠くに前足を床につく」

とおっしゃる先生もいるけど・・。

1 手を先にアラベスクの位置に持って行ってしまうと、手に力がはいって手でバランスをとってしまうことが多いんです。

2 遠くに軸足をプリエからもっていくと、軸の移動がプリエ~アラベスクまでの移動距離が大きく、それだけ軸をとる時間が遅れてしまう→バランスの軸の位置がプリエから変わってしまう距離が大きいのでその分、バランスをとるためにまた軸を考えなければならなくなる。タイムロスが生じてしまうわけです。

1,2の注意は私自身も日本のバレエ教室でこどものころ習いました。また今もバレエのオープンクラスでそのように注意している先生もみかけます。

多分、日本のバレエではそういう注意も当たり前なのでしょう・・。

ただその先生が、どれだけバレエの解剖学のもとに正しい知識を学んでいるのか?学びなおしているのか?ということを考えさせられてしまいます・・。

まとめ バレエのアラベスクバランス 後ろ足をもっと楽に高く上げるコツ

アラベスクに足をもっと楽にあげる筋肉つくりの話は他で話しているので、ここではアラベスクでバランスをとるときの軸足のタイミングを最初に考えると、バランスを自分の軸になる場所で立ちやすくなります♪

バレエの解剖学観点からバランスのスタート時の立ち脚のことが理解できたら、あとはその軸足のもとで引き上げするときの上半身の位置とアラベスクの位置の問題になってきます。

↑これはやはり個人指導で自分のアラベスクの軸をどこに感じるのかしっかりと修正してもらったほうが自分のバレエの上達のためになりますよ!



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次