バレエで美しいつま先を手に入れるには、よくつま先を伸ばすことがポイントと言われています。
- つま先を伸ばすと内股になってバナナになる
- かま足になる
- つま先がのびなくて、結果甲もでない
こんな悩みをもし抱えてバレエのレッスンしているのだったら、レッスンをする前につま先の正しい伸ばし方をマスターすると、バレエのレッスンでもっと美しい踊りができるようになります。
LINE@のLINEオンラインやチャットではネットではでていない情報も公開しているので、ここではかいつまんでサラッとポイントだけお伝えしていきます。
そもそもこの問題、先日のパーソナル・レッスンで生徒さんの悩みを的確に聞きながら、筋肉のつき方、柔らかさの度合い、アンディオールの開き具合を観察しながら、生徒さんにあったつま先の伸ばし方を微調整していきました。
私も驚いたんですが、1度でつま先の伸び具合、その結果、甲の出方に変化が見られたんです。
こうやって1度で効果がでるのはマンツーマンレッスンのメリットですが、何より、悩みを解消することで一歩上達に向かって進めたことが私にとって何よりうれしい気持ちでいっぱいでした(^^♪
前置きはこのくらいで。
バレエの美しいつま先を手に入れるには? つま先の筋肉より大切な筋肉は使ってますか?
バレエで美しい、アンディオールができている甲が出ていいる伸びるつま先を手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、この悩みを改善するためのプライベート・レッスンの目的の1つでした。
もうご存じだと思うけど、つま先を伸ばすこと=ギュッと力で土踏まずや甲の場所を力で指先を丸めていくことではないことは知ってますよね?
バレエでつま先を伸ばすときにギュッと力をいれたときのデメリット
つま先を伸ばそうとして、つま先の指だけギュッと力を入れてしまう生徒さん、バレエのレッスンでみかけます。
今回のパーソナル・レッスンの生徒さんも同じことをやっていらっしゃいました。これはやってはいけないこと。
どうしてでしょうか?
ギュッとつま先を丸めて力を入れてみると実感すると思うのですが、ふくらはぎの外側に力が入っていることを感じませんか?
そうなんです。
筋肉は連動しているので、ふくらはぎの外側に力が必要以上に入ってしまうのが正解なんです。
こうやって筋肉を間違って使っていくと、ふくらはぎが異常に発達してししゃもフォームになってまう原因を生み出してしまいます。
バレエで本当のつま先の伸ばし方と使う筋肉の場所
ちょっと古い動画ですが、フランスのバレエ学校ではオペラ座だけでなく、しっかりと入学した時にこうやってつま先の伸ばし方を教わります。↓
動画ではオペラ座に入学する前の研修生が学んでいる場面です。15秒目付近で生徒さんのつま先をギュッと伸ばすやり方はいかにデメリットが多いか、ベッシー元校長先生が説明しています。
フランスのバレエ学校の解剖学の授業では、つま先をギュッと丸めて力をいれることで、ふくらはぎに異常な力が発生し、またつま先に力を集中することで、本来の足全体を動かす筋肉が育たないデメリットを指摘しています。
ベッシーさんは、太ももの外側だけがボコッと発達して太くなる原因とも言ってます。
ポワントで美しく床からまっすぐに立てない原因の一つになります。
たいていバレエ教室の先生はつま先を伸ばすためのトレッチを実践してみせたり、教えたりされているのですが・・sの先生方は、しっかりとバレエ解剖学を学んでいますか?教師の資格をとってますか?
今はしっかりとバレエ解剖学を学んでいらっしゃる先生方も増えていますが、たいていは先生ご本人の経験に基づく勘と個人的なバレエ経験による独学によるものなので、なかなかつま先がのびるようになったり、バナナつま先が治ったりしないのが、悲しい結果となっています・・・
↑これは私もとっても残念に思います。先日のパーソナルではこのようなことも生徒さんはおっしゃっていらっしゃいました・・。
バレリーナのアンディオールしたつま先を手に入れるためのトレーニング
現在プライベートレッスンでお伝えしているつま先を伸ばす方法は、つま先の先~足首にかけてつま先に過度な強い力を入れたり、毎日足指チューブトレーニングやセラバンドでストレッチする必要もありません。
- 足先~足首までの数かのポイントを集中的にほぐしていくこと(甲だしにもつながります)
この上下に逃す方法は、フランス流バレエ教材の最初で学ぶ、コマの法則に学ぶ力学的療法で体の引き上げ方と安定したバレエでの軸とアンディオールを手に入れるノウハウに繋がってます。
こうやって要点を絞り、個人個人のバレエの条件にあった骨格の開き具合と、持っている筋肉の質によって、もっとも最短で悩み克服しながら、上手になるために時間とお金を有効に使っていただきたいと思ってます。