
今年も北フランスの地方都市ドーヴィル(Deauville)でニジンスキー国際バレエコンクールが開催されます。
このコンクールはフランソワ・モディさんが主宰のバレエカンパニー協賛の国際バレエコンクールで、これを足掛かりにプロのダンサーになる経歴作りに役立てたり、バレエ団からのオファーも予想できます。
エントリーは国籍に関係なく誰でも申し込み可能です。
今回の審査員の一人は、ニコラ アルベール・カーンさんです。彼は以前カナダ国立バレエや、オランダ国立バレエやモナコのモンテカルロバレエ団でプリンシパルだったダンサー。現在は世界各地の有名なカンパニーで教えを中心にやっています。
東京にも来日し、アーキタンツでゲスト講師としてクラスを受け持っていました。
エントリーの詳細は以下のとおり。
ニジンスキー国際バレエコンクール (Concours International de Deauville – Prix Nijinski)
日程:2017年11月25日、26日
場所:Theatre Casino Barriere, Deauville Caen
コンクール申込締め切り:2017年11月17日着
申込用紙: http://www.francois-mauduit.fr/web/fichiers/2017-06-13-fiche-inscription.pdf
フランスのニジンスキー国際バレエコンクールならではの特徴
他の国際バレエコンクールと違い、すでに国公立のプロ養成のバレエ学校でバレエを学んでいるプロフェッショナルなカテゴリーと、アマチュアでも私立のバレエ学校でプロ並みにバレエを習っている生徒対象のカテゴリーに分かれていること。
アマチュアでもバレエやコンテの才能がある若い人を発掘しようという狙いも主催者側にはあるようです。自身のユースカンパニーもっているので、最初のプロダンサーとしてのオファーも予想されますね。