バレエを習い始め、自分の技術が上がってくると踊るのがどんどん楽しくなっていきます。
私も小さな頃にただの習い事で始めたはずのバレエでしたが、どんどん踊りにのめり込んでいきました。
進路を決めるときにバレエをしたいという気持ちが強く、海外のバレエ学校に進学するか、普通の学校に進学するか・・・
とても悩んだことがあります。
最近では日本人のバレエ技術が向上し、バレエ人口も増えたので、バレエをするための進路としてさまざまな選択肢が広がっています。
日本国内にもバレエ専門の大学や専門学校が東京や京都で誕生しています。
バレエ専門大学でプロになれなくても大学卒業ディプロムが取得でき、バレエ以外への就職も安心できます。
私は、大学を中退して日本でバレエのお教室でアシスタントしながら、バレエ協会の舞台にでたりしてバレエ活動をやってました。
どうしてもフランスへバレエをやりたい!っていう気持ちが消せなく、このまま留学しなければ、後で絶対後悔する!って思い、24歳でフランスへバレエ留学することを決意。
フランスのバレエ留学と年齢
バレエでプロとしてやっていく年齢は、[su_highlight background=”#f5ff99″]海外だと16歳~18歳のうちにカンパニーに決まらないと、プロとしては活動できない。[/su_highlight]
日本の場合でも同じ。だいたい高校卒業後にプロになる人や、大学在籍しながらプロになったり卒業後にオーディションを受ける人もいます。でもたいていが高校卒業でダンサーになっています。
24歳でフランスへ行き、以来8年間住んでました。
そのうち国立のバレエ学校では2年学びました。20歳を過ぎていたので、周りの人よりかなり遅いですが、それでもプロになる道を目指して頑張っていました。
自分の場合は、運もあるしラッキーだったんだと思います。
バレエ学校では、クラシックの他にコンテンポラリー、民族舞踊、タップダンス、ジャズがありました。とにかくレッスンについていくだけ。
この先どうしようかと思ったとき、ちょうどアジア系のダンサーを募集しているカンパニーがあることを校長先生から教えて頂いたので、学校側から事前に連絡していただいて、プライベートオーディションを受け、無事合格。
クラシックオンリーではありませんが、現代バレエ作品の多いカンパニーに無事合格。
その後自分の技術に限界を感じ、ケガもあり、日本に帰ってきました。
最近では、フランスやロシアなどから講師を招いているバレエ学校が多いので、日本にいながら本場のレッスンを受けることが出来ます。
バレエ学校に通う生徒たちはバレエに対する意識が高い人ばかりです。
本格的なレッスンと、周りに負けないように努力する向上心でバレエ技術はどんどん磨かれていくでしょう。
成績優秀であれば、海外留学の道も開けます。
私がフランス留学して知り合った友人も、バレエ学校の校長先生からの推薦で留学の道が開かれました。そして海外にある提携校に進んだ後、バレエ団に在籍。
将来的にもバレエを続けていきたいと考えているなら、[su_highlight background=”#f5ff99″]バレエ学校を選ぶ際にフランスやロシアなどへの海外留学制度があるか確認しておくと良いでしょう。[/su_highlight]
もし留学途中でバレエで生計を立てることを諦めても、海外留学で培った経験はその後の人生にも大きく役立ちます。