バレエのコンクールの練習をしていて、怪我や疲労、精神的な不安でコンクールに出られない状況ってありますよね。
怪我したときは、まず怪我を完治してからじゃないとまた必ず怪我します。
怪我を繰り返して、同じ箇所を怪我しやすい体つきになってしまうので要注意です。
海外のバレエ学校でもバレエ団でも国公立のところであれば、必ずリハビリ師やマッサージ師がいるので、怪我の間は必ずリハビリを受けて、「完全に完治した」っていう医者の同意によって復帰できます。
復帰プログラムもリハビリプログラムも用意されてます。
それほど怪我の間はバレエを練習することを中止させられるのです。
悲しいことに日本だとそうはいきません。
バレエ教室では先生が各自独自のスタイルで教えてます。
解剖学の知識を得て、外国と同じようにキチンと怪我中の指導をしている方もいらっしゃいます。
反対に、バレエの基礎も分かってない、なんちゃって教師もいます。
正しい知識のない人たちの中には、「怪我をして痛みをこらえながら踊る」ってことに意義を感じている人もいるのが事実。
これは間違った教え方なので要注意です。
このような間違ったことを教える先生についているのなら、早めにお教室を帰ることをお勧めします。
怪我を代表に、何らかの理由でコンクールに出られない状況になったら、どうするか?
バレエのコンクールに出場する際には、お教室の先生の承諾が必ず必要です。
勝手に許可をえないままコンクールに申請したものなら、それが分かった時点で先生の怒りを買うのはまちがいないでしょうね・・・。
怪我や体調不良でコンクールの練習ができないのなら、やはり早めに先生に相談をするなり、その旨をはっきりと伝えるべき。
昔からあるしっかりとしたバレエ教室やバレエ団をやめてお教室を開いている最近のスクールの先生であれば、普通の常識ある人間ですから分かってくれます。
自分の生徒ですもの。生徒がバレエを通して成長してくれるのが最大の喜びです。
プラス才能のある生徒であれば、またチャンスは次回にあります。目先のコンクール出場でなく、その先にある「バレエダンサー」になることが目標ですよ!
バレエのダメ教師の根性
これもたまにある話ですが。
バレエを教えている先生の中には、人に教えるっていう道徳的な知識に欠ける人がいます。
こんな人についてバレエを習っていると、バレエ以外のいろいろな悩みがでてきてしまい、バレエを続けて習うことに疑問が生じてしまいます。
ここでは具体的なお教室もその人物についても特定しませんが、かなり理不尽なエセ教師もいます。
- コンクールの練習を学校の試験勉強で休んだら、コンクールの練習をみてくれなくなった
- 怪我をしたのでコンクールを辞退したら、バレエ教室で先生自らいじめの対象としてきた
- コンクール辞退をきっかけに、ふつうのレッスンも公正にみてくれなくなった
- コンクールでかかる費用を返金してくれない
等々、この他にもえって耳を疑うようないろいろなことを耳にします。
同業者としてとっても恥ずべき行為。
どこのお教室の誰先生?かってことは、バレエ同業者の中では悪い意味でわりと有名になってます。
バレエの世界は狭いですからね。
個人的にはバレエコンクールの出場者から20万も30万も取るのはどうか?って思いますが。
ともかく何らかの理由でコンクール辞退をする生徒さんに関しては、頂いたコンクール費用をお返しするのが筋です。
バレエを教える前にいろいろな仕事をしたので、その経験上弁護士とも知り合いがいます。
弁護士曰く、
消費者の権利として、コンクールに出場するために必要な費用を支払っている場合、それを辞退するのであったら、その費用は当然返金するのが筋。返金しないのなら、「消費者契約法」に違反してますよ。
クーリングオフ制度も義務付けられてますから。
またお金の授受に関して、紙面上の契約書と領収書がないのも教師側に不利になります。