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アラベスクで美しく足があがるコツ

バレエでアラベスクを上げるときに、バレエの都市伝説、上体も骨盤もうしろにあげるアラベスクも真後ろに!

というのは都市伝説です。

これだとバレエ解剖学的には45度前後しかあがらないことをまず理解しましょう。

  • バレエでアラベスクがうまくできない
  • 足が上がらない
  • もっとアラベスクを美しいフォームで高くあげたい!

と感じている人は、バレエを解剖学的観点から見直してみましょう!

バレエコンクールで入賞をしたい人やバレエ留学する人はアラベスクの正確性も求められ、高く上げているほうがやはり見栄えがしてポイントとなります。

普通のレッスンでも、発表会やコンサートでもやっぱり美しいアラベスクができるようになりたいですよね?

目次

こうすればアラベスクが上がらない、なんてことはなくなります!

バレエの基本、骨盤は床からまっすぐでアラベスクの足はまっすぐひざもまげずに骨盤の真後ろにそのままあがるとこまであげてみます。

だいたい45度前後のところでとまります。

アラベスクで足を真後ろに高く上がらない解剖学的理由

足を真後ろに上げる限界があるバレエ解剖学的理由をさきにしっておくと、無理して足をアラベスクに上げようとしないので、ここでちょっと注意書き的にお伝えしておきます。

ポイントは

  • 腰椎のねじれ
  • (背骨の上部)頂椎(ちょうつい)
  •  周辺の筋肉を伸展させる

ことがになります。それでは詳しく一つずつ解説していきます。

① アラベスクを高く上げるために必要な 腰椎のねじれ?

まず初めにアラベスクを高く上げるための<腰椎>の解剖学の正しい場所からインプットしましょう。

アラベスクで役立つ腰椎の場所と意味

腰椎は骨盤の真上に位置します。

上半身の体重を一気にサポートし、周辺の筋肉の伸縮とともに前後・左右へ大きく曲がることができます。

これによってバレエで体のねじりができるようになり、ここの筋肉を柔らかくすることでより柔軟性がでてきてバレエでの動きの可動域を広げてくれます。

腰椎は5個の椎骨(ついこつ)からなりたってます。

腰椎の一番下、つまり椎骨ついこつの一番下は、骨盤の一部の「仙骨」に繋がってます。

つまり腰椎とその周辺の筋肉の伸縮性を育てることで、アラベスクを高く上げるときにここがねじれを生じることで、骨格上、骨組みを動かせない骨盤の向きにねじれを生じさえているようにみえるんです。

実際は骨盤のねじれは力で生じさえないようにしてください。

力で骨組みをなんとかしようとうすることで、ケガの元になってしまいます。

具体的にみていきましょう。

アラベスクを90度以上高く上げるコツ① 腰椎にねじれを生じさせるとは?

パリ・オペラ座メソッド基礎バレエ通信講座で現役バレリーナのサラちゃんにアラベスクをやって頂きました。

後ろ姿のアラベスクで、ちょっと黒スカートでわかりづらいけど、赤矢印の角度をみるとまっすぐでなく斜めになっていることが確認できますか?

赤矢印は腰椎周辺の内側の筋肉を外側に、アンディオールさせることでこのように斜めのラインがでてきます。

これを表側から見ると、骨盤の腰椎をアンディオールに改選させることによって、それにつながっている骨盤も見かけ上アンディオールになるというわけです。

講座ではここもしっかりと詳細をお伝えしてますが、「アンディオール筋」と「足裏の安定する正しい位置」を学ぶことで、腰椎周辺をアンディオールさせる内側コアの筋肉が育っていきます。

アラベスクを90度以上高く上げる戦略 ②(背骨の上部)胸椎の役割

腰椎のうえに連結している骨の組み合わせをの部分を胸椎(きょうつい)といい、12個でできあがってます。

その下に腰椎(ようつい)5個がつながってます。

側面から見るとよくわかるのですが、胸椎はうしろに曲がって骨組みが形作らてます。これを形作っている骨の曲がり具合をアラベスクに利用するわけです。

実際には胸骨周辺の筋肉のねじれを生じさせるということになります。

アラベスクを90度以上高く上げる戦略 ③ 周辺の筋肉を伸展させる

アラベスクを90度以上高く上げる戦略 ③周辺の筋肉を伸ばすことも重要なポイントになります。

©総合Arts-Danses2週間無料メルマガ講座でもお伝えしているので、ここではカンタンにイメージしやすいように解説していきます。

腰椎をねじれを生じさせるという意味

=つまり周辺の筋肉をまきこんでねじれを生じさせることになります。そのくらい腰椎はねじれやすい特徴をもっているので筋肉が固まったり、変な癖がついて痛みが生じることも稀です。

自己流でやりすぎるとケガの元になるので注意が必要です。

腰椎周辺の筋肉をコア(深層筋)を使ってアンディオールにしていくことになります。

この作業で重要ポイントは「アンディオール筋」を意識的に働かせることです。アンディオール筋は仙骨の中心と大腿骨の周りの筋肉を体の中側から動かす筋肉でしたね?

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こうやって動きやすくできている腰椎と胸椎、その周辺の筋肉の伸縮性、アンディオール筋をつかって「動かせない骨盤」の上下を静かに動かすことでアラベスクを90度以上高くあげることが可能になります。骨盤の角度や位置は決して骨格上動かせないのですから!

アラベスクの上げている膝が曲がってしまう人はコチラには膝を伸ばす対策も解剖学的にしっかりできますよ!



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