カナダのアルバータバレエ学校は卒業後、同系列のアルバータバレエバレエ団へ入団する人もいるし、アメリカのバレエ団へ入団する人も多い、カナダで有名なバレエ学校の一つです。
また近年から日本人の留学生や、アルバータバレエ団には日本人のバレエダンサーも数名在籍しています。
留学生は学校の寮で生活することになります。
1年間の費用は、留学生の場合、大学の年間費用の3~4倍ほどかかりますがイギリスのバレエ学校へ留学するよりは安く済みます。
また、カナダでは国の方針で学生はストレスを感じないように規律がすくなくのびのびと自由に子どもを育てることがモットーなので、体重測定等はバレエ学校でも禁じられえいると、バレエダンサーの仲間に聞いています。
スクールオブアルバータバレエ学校の正規留学は入学オーディション必須
スクールオブアルバータバレエ学校留学のためのツアーオーディション
① 入学したい年の前年度9月から行われるカナダ国内外のツアーオーディションに参加すること。
日本でも毎年開催されているので、旅費が少なくてすみますね!
参考:2016年の日本でのオーディションツアー
2016年1月9日、東京
2016年1月11日、大阪
(オーディション日は参考程度。年度によって異なるため、必ず学校へ問い合わせてください。)
スクールオブアルバータバレエ学校留学のための他のオーディション方法
オーディションツアーに参加できない人には、DVD送付、バレエの映像をUSBにとってUSBを送付するか、Youtubeに映像をアップして、そのリンクを伝えるようにすれば合否がでます。
日本人の若いバレエダンサーの人は、いちいちお金をかけてカナダまで渡航費や宿泊費を10万単位かけてオーディションをうけに行けることは少ないので、オーディション動画を送ることが一番手間がかからなく、費用もかなり押させられます。
スクールオブアルバータバレエ学校留学:プロフェッショナルコース希望者
プロフェッショナルディビジョンとプロフェッショナル・グラデュエイトプログラムへ留学希望の場合は、①か②のオーディションに合格後、サマーインテンシブコースに参加必須です。
スクールオブアルバータバレエ学校留学オーディション時の服装
- 女性:黒のレオタード、ピンクタイツ、バレエシューズ、髪の毛はお団子ヘアー
- 男性:黒タイツ、白Tシャツ、黒又は白のバレエシューズ
- コンテンポラリーダンス:男女とも 黒のフィットするショートパンツ着用
カナダアルバータバレエ学校のレッスン内容はこんな感じ!
カナダアルバータバレエ学校の留学費用(年間)
通学又は寮生活で年間の留学費用は違うので、1つの目安として考えて頂ければと思います。
寮生活:$28,250~$36,200ほどかかります。クラスによって授業料も変わります。
これに、旅費やその他の費用等を入れると、年間300万~400万は必要になります。
カナダアルバータバレエ学校のプロフェッショナルディビジョンへの留学コースの詳細
- 9歳~13歳クラス
- 14歳~17歳クラス
ただし、留学生は12歳からのみOK
クラシックバレエ、コンテンポラリーダンス、キャラクターダンス、パ・ド・ドゥクラス、レパートリークラス、男性だけのボーイズクラス、ポワントワーク等のレッスンを週6日学びます。
カナダアルバータバレエ学校の留学プロフェッショナル・グラデュエイトコースの情報
18歳~
このクラスはプロダンサーになりたい人が舞台経験を積むために設けられたクラスになります。
特徴としては普段のクラスレッスンを受けながら、アルバータバレエ団といっしょに舞台経験を積むことができます。
今後、オーディションを受ける人にとっては舞台経験も積めるし、履歴書にもすでにバレエ団で研修していることも書けるのは、かなり有利になります。
スクールオブアルバータバレエ学校の特徴ある2つのバレエスタイル
カナダアルバータバレエ学校で教えるバレエスタイル ①ワガノワメソッド
スクールオブアルバータバレエ学校では、主にロシアのバレエスタイル、「ワガノワ」バレエのスタイルを基本に教えています。
自分の骨格で、自然に楽にアンディオールできていれば、ワガノワバレエのスタイルを学んでも無理な力で180度に近い完璧なアンディオールをしようとしなくてもいいので、バレエスタイルは問題ないです。
(内股ではないけど、理想のアンディオールをすることに無理が多い骨格の場合、ロイヤルスタイルやフランススタイルのバレエのほうが踊りやすいです。)
カナダアルバータバレエ学校のバレエスタイル② フランスメソッド
この学校の2つめの特徴は、「チェケッティバレエ」=フランススタイルを学ぶことができるということ!
このチェケッティバレエのスタイルは、世界のバレエ学校を調べても教えている学校は一桁です。
自分の踊りのレパートリーの1つとして、このバレエスタイルが自然に身に着くと、バレエの踊れる範囲も広がります。
ヴァリエーションでは、「ゼンツァーノの花祭り」が有名ですね。
特に「アームスのライン」「アンナバン」のラインが美しくなります。
チェケッティバレエはフランススタイルでもあるので、フランスのバレエ学校の(短期)留学やサマースクールを受けたい人にも学ぶポイントになります。