
バレエをやっている人ならではの悩み。
誰しも見た目の観点から、180度股関節からアンディオールできている足はかなり稀なケース。楽にアンディオールができる人はそれほどいないけど、開く訓練というか感覚を身に着けることによって、レッスン中の鏡の前や舞台で正面から見たときにアンディオールができている足のラインに見せることはできます!
バレエダンサーでもアンディオールが完璧にでいている人なんてほとんどいないから。
バレエを習っている人の中には稀に、骨格上開かない人もいます。
それ以外、ほとんどの場合、足を開こうとするときに意識する体の箇所が違うだけ。その意識さえ変わればもっと楽にアンディオールをできるようになります。
本当にアンディオールができない骨格上無理な人とそうでない人の見分け方
床にあおむけになって全身の力を抜く感じでダラ~とします。そのときに骨盤、ひざ、足先はどの方向を向いていますか?
ほとんどの人が重力のおかげで足が縦になっていることはないでしょう?
骨盤は横向いて、ひざもつま先も個人差はあるけど内向きにはならないですよね? だったらアンディールができないとか、アンディオールをしにくいという感覚の人は、立っているときに体に余計あ物理的な力が働いてそれがアンディオールをすることに対して反対の力が働てしまっている証拠です。
アンディオールしようとして股関節に相当な力が入って周りの筋肉が固く縮まってしまっている状態。
むりやり足先だけを外側にむけてしまって、ひざにふたんかけちゃっているから結果的にひざが曲がってしまう。そんな5番や1番ポジションしている人も多いです。
じゃーどうすればいいのか?
日本のバレエ教室では先生も見様見真似でバレエを始めて自分の体の感覚で足をアンディオールするということをしている人がほとんど。
海外の国立のバレエ学校で解剖学も学びながらバレエを習った人は体を正しく使うことを知っている人たちです。この差は大きいのです。
バレエで股関節を開くことを教えていたら、これは間違い。
股関節を外に開くように訓練してたら、いずれ骨盤に異常がでてきます。
(私のように股関節変形症にもなりかねません。生まれ持った骨格を変えることはできません。骨組みを力任せに開こうとしたら亜脱臼しちゃいます。)
アンディオールをするには股関節を開くのでなく、①お尻の筋肉を緩めた状態で②お尻の筋肉を外に開いて使うようにすること。
特に①が固いとアンディオールそのものができないです。