バレエダンサーになりたい人はだいたい高校卒業してからって思う人が多いです。
年齢的にも18歳だから、プロとして経験を積んでいくにはちょうどいい年齢ですね。
フランスのバレエ団だと、オーディションを受けて正団員になる人もいれば、研修性として合格する場合があります。
そう、正団員になれれば一番いいのですが、研修生だってチャンスがないわけでない。
研修生を経て1年後に正団員に採用される場合がほとんですよ。
バレエ学校あがりで、<プロとしての経験がないから1年カンパニーで経験をつんでから正団員になりましょう!>っていうこと。
逆に日本のバレエ団では研修生っていうのはあまり聞かないですね。
ここで問題なのがバレエ団に所属していてコンクールにも出られるかどうか?
日本のバレエ団は閉鎖的。
海外と違ってコンクールに出場することを禁止しているところがほとんど。
コンクール出場を禁止するカンパニーの理由
万が一コンクールにでて落選しちゃったら?
バレエ団の面子に関わりますよね。
またアマチュアに限定されているコンクールであるから、プロダンサーは参加資格無いこともある。
例えばローザンヌはアマチュアのみの出場者に限ってます。
コンクール出場を限られた人に推薦する海外のバレエ団:
逆に、パリ・オペラ座のように、プロとして完璧さを競うヴァルナの国際コンクールに出場して、上位入賞を果たすことで、次のランクへのステップアップとしているところもあります。
コンクール上位入賞で海外のバレエ団へオファーが来る場合:
「Youth America Grand Prix」や「ヴァルナ国際コンクール」の場合、上位入賞すれば海外で有名なカンパニーのディレクターの目に留まり、そのままバレエ団のダンサーとして契約オファーをもらえる場合があります。
だから日本のバレエ団に入らずに、コンクールを受けて、海外へはばたくチャンスに賭けることもできます。
バクチのような感じですが。
その前に、自分がバレエ向けの体格であるのか、テクニック的にも他の人より優れているのか、冷静に自分を判断できる目をしっかりともっていなくてはなりませんよね。
それに何度も落ちてもそのコンクールに賭けている人もちらほら見かけるし。
見極めも必要。自分に本当にバレエダンサーとしての素質があるかどうか。
- バレエダンサーになる堅実な方法は、国内のバレエ団にしろ、海外のバレエ団にしろ、自分に才能があるかどうかを考える。
- 才能があるって判断したら、海外のバレエ学校のサマースクールや日本で行われるワークショップで短期間で外国のバレエ学校の体験を受ける。
- その後1年以上の長期留学で海外のバレエ学校へ留学するか、日本のバレエのお教室でやっていくか先生と親と相談。
いずれにしてもその後のバレエ団への道はチャンスと実力次第!