毎年同様、パリ・オペラ座バレエ団のオーディションが開催されることになりました。詳細はバレエ団の公HPに発表されています。
オーディションの方法は毎年同様2段階方式。
①書類選考
②公開オーディション
①書類選考で相当のオーディション希望者が毎年落とされています。
海外のバレエ団のオーディションの応募条件は、一般的に「既にプロダンサーとして公演を行ったり、どこかのバレエ団にすでに所属していること」が条件になってるカンパニーが多いんです。
日本のように、バレエ団でプロとして踊った経験がなくいきなりオーディションを受けて合格する確率は稀です。
理由は、バレエに限らずヨーロッパ事情として「かなり就職難」な状況だから。日本のようにちょっとバイトで短期で稼ごう!なんていうアイトも見つからないんです。
バイトさえ採用となるとしっかりとした学歴、職歴、職業訓練歴が必要となります。
だからこそ、この1次の書類選考でも書く内容が決め手となってきます!
受けることは誰でもバレエを本格的にやっていてバレリーナになりたいと思っている人ならできます。結果がどうであれ、受けたいなら受けたほうがいいですよ。チャンスなんてどこでどうなるあ分からないし!
① 1次審査:
パリ・オペラ座公式サイトの必要事項に入力して、添付書類を付け加えて送付する。
(書類選考&添付書類リンク→ https://www.operadeparis.fr/formulaire/concours-d-entree-dans-le-ballet-2018)
添付書類:
身分証明写真(カラー又は白黒) 1枚
バレエ用の履歴書 (学歴は簡単に)1枚
バレエショット写真 2枚
- 女性:ポワント付、レオタード、ピンクタイツ姿。アラベスクポーズ、ポワント立。男性:バレエシューズ、Tシャツ、男性用タイツ着用。
- その他、男女ともに顔写真1枚
書類選考期限:2018年6月15日
1次審査結果:合格したダンサーだけに2次審査案内がメールで届きます。
② 2次審査:公開オーディション
オーディション日 2018年7月6日(金)
場所:パリ・オペラ座(ガルニエ宮)
募集階級:コールドバレエのみ
年齢制限:16歳~26歳まで
オーディション内容:
- 通常のバレエクラス(バー、センターワーク)
- パリ・オペラ座ですでに決められているバリエーション1曲
バリエーション内容はオーディションの1か月前に公表されます。
その他オーディションに関する全てのお問合せ先(電話またはメールのみ)パリ・オペラ座バレエ団の秘書
お問合せ:
- le secrétariat de la Direction de la Danse(パリ・オペラ座バレエ団秘書宛)
- TEL +33 (0)1 40 01 24 52、または メール sbreugnot@operadeparis.fr