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バレエ留学失敗!留学準備と失敗した時の対応策

有名な学校へバレエ留学しても必ずしもバレエ団に受かるわけではないしプロのバレエダンサーになれるわけでもない。

国内外で輝いているバレリーナの方たちがメディアで紹介されることが多くなったので、留学すればバレリーナになれる!って思ってしまう生徒さんも保護者の方も多いですよね。

実際は・・、そうではないんです。

バレエ学校はバレエ教育を受けるための1つの過程です。

そして結果は、とても残念なことに有名な国公立、私立のバレエ学校を卒業してもバレエ団の就職先が見つからない人たちも意外と多いのが現状です。

ヨーロッパ、欧米のバレエ学校、中国や韓国のようなトップレベルのバレエ学校であれば最終学年の中でも優秀でトップクラスの生徒さんだけがバレエ団へ入団しています。

さてこのような厳しい状況ですが、バレエ留学中で意外と失敗してしまった事柄を踏まえて、留学中に事前に準備していればよかったと思う経験、対処方法を情報公開していきます。

留学が決まった生徒さんは、これからの心構えとして心にとめておくといいですよ。

目次

バレエ留学中によく失敗しないための3つのポイント

バレエ留学中で最もベストな状況は、怪我や病気・大きなストレスを抱えないで、実力以上を引き出せるレッスン内容、自分を見出してくれるディレクターや先生たちとの出会い、最終的な目標=プロのバレリーナとしてオーディションが成功することになります。

それでは一つずつ実際に起きた出来事を交えながら、留学中の失敗を最小限に防ぐために話していきます。

バレエ留学中の失敗① ダイエットと大きな不安・ストレス

バレエ留学中の大きな失敗の1つは、カルチャーショックによる過度な栄養が偏りすぎたダイエットと心のストレスになります。

バレエ留学中も自分の食欲・体力と向き合いながら適当な食事を心掛ける自己管理が必要になります。

  • 太りすぎても拒食症になっても厳しい国立のバレエ学校であれば退学、または休学をいわれます。
  • レッスンで自分の踊りを目にかけてくれなくなる
  • 学校のコンサートがある場合いい役がつかない

せっかくバレエ学校へ留学したのに、こういった大きな弊害が生じてしまいます。

私は留学中に太りすぎで退学寸前になりました。

詳しくはコチラになりますが、同じ体験してつらい思いしないように、もしくは退学にならないように食べるモノには日本にいるときから、英語のお菓子屋食材のパッケージに書かれてある栄養素とカロリーを読める程度には語学に慣れ親しんでいましょう。

日本で生活していると食事は母親が作ってくれます。お昼は給食やお弁当。

日本の食事、日本で売っている食料品、お菓子に慣れ親しんでいます。

それが留学すると、食材は一気に変わります。もともと欧米のカロリーの高い食事、油の種類や食材になれている欧米人と比べると、多くの食品や調理方法が日本で食べているものよりもカロリーが多く、特にお砂糖や油の量が多くなっています。

例えばフランスのパン屋で売ってるケーキは日本のケーキよりかなりの甘さを感じます。

チーズの種類もお肉の種類もかなり多く、食事が楽しみの一つになります。

寮生活では調理師が作るメニューですが、バレエ学校専属の食堂であってもプレートを選べるので、フルコースで食べてしまうと食べる量も調理方法にとっては油がかなり使ってるメニューもあります。

過度に太るから<食べない>ということも<食べたい>欲求を抑えてしまうので、ある程度期間がきたら食べられないストレスがたまって爆発し、過食になる傾向が多いです。

太りすぎてつらいダイエットを留学中に一人でやらなくてはならない状況はかなり心がおれます。

母も日本の教室の親身人なってくれる先生も、心が通じる友人もいません。一人でツラく苦しいダイエットをしないように、選ぶ食材と食べる量には注意しましょう。

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バレエ留学中の失敗② 病気

バレエ留学中に気を付けないといけないのは大けがと病気なんです。

まず病気から話すと。。。

長期留学する時に必ず日本で海外傷病保険に入って渡航することになります。何事も留学中になければいいのですが、病気になってしまったとき。

現地の病院へ行くことになります。

欧米だとカンタンに日本のように病院へ行くことはできず、多くの場合現地の言葉で予約をとってから、予約日にクリニックへ行くようになります。

未成年の留学生には言語の壁がかなり大きな不安材料になります。

またこの日本の海外傷害保険金を後で請求するには英語で書かれた診断書や領収書が必要になります。

英語圏内の国で病院にかかった場合は問題ないのですが、私のようにフランスのそれも地方で英語が共通言語になっていない地域だと次のような問題が起こります。

  • 英語の診断書は地方の個人病院・クリニックでは扱っていない
  • 日本人のドクターがいない
  • 英語もたどたどしくて症状を説明できないので病院に行くのが億劫、ストレス

そして海外傷病保険ですがこちらでもエピソードを詳しく話してますが、実際のところ保険会社は保険金を下ろさないようという意図もとれそうな感じの口調で説明してきます。

保険金かけているのはこっちで、あなたたちはそれで生活しているんでしょ?

と反論も今ではできますが、未成年で大人のそのような汚いやり口コミュニケーションに慣れていないときに、実際に保険会社との交渉はかなり難航します。

病気に関しては持病がない限り、市販の風邪薬やのどの薬等、後で小包で送ってもらうのがベストです。

また長期留学であれば現地の学生保険に入れる国もあるので、国の事情によって異なりますが留学準備中にバレエ以外の生活についても十分情報を手に入れておきましょう。

バレエ留学中の怪我について

バレエ留学中の怪我をすると気分も落ちるし、いつもの自分の実力をだしきれないで力をセーブしながらレッスンすることになるのもストレスになります。

軽い捻挫等であれば1週間ほど休んでいれば痛みは収まる場合もあります。

逆に怪我はしてないけど筋肉の慢性的な疲労や、筋肉が固くなってしまって思いどおりになんとなく体が動いてくれない・・・こういったときって、日本人の場合頑張ってレッスンしちゃうんです。

私自身もそうでした。無理がたたってやはり大切な試験の直前に実力が出し切れていなかったのを経験します。

そしてこれはカンパニーに入ってからのことですが股関節の靭帯損傷でかなり状態がひどくそれが原因で退団することになった事実もあります。

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そのような理由があり体に痛みや疲労感が続くような場合、必ず体を休息させることを心掛けてください。留学中だけではなく普段のレッスンでも自分の体と対話をしてください。

あせって今日レッスン続けたときには体調不順分で良い結果はでません。

大けがをする前に体を十分いたわってあげること。

留学中はバスタブがないことも多いです。

ホカロンや湿布薬、タイガーバームや痛み止めといった常備薬はもっていくことです。

またレッスン後のストレッチは時間をかけて筋肉をほぐしてあげることがベストです。固まった筋肉をほぐすことで身長も少しアップします。また整体も定期的にうけましょう。

筋肉疲労を軽減し明日のレッスンや試験前、オーディション前にベストな体調にするために元気回復のための自然の素材で厳選された例えば純粋ハチミツやマッサージグッズで体調を万全にすることも大切です。プロのバレリーナはお気に入りのサプリやマッサージグッズを必ずもっていましたよ!

バレエ留学中の失敗③ 卒業試験の結果とバレエ団オーディションの不安

さてバレエ留学中の失敗の第3弾と言えば、レッスン中や学校のパフォーマンス公演、卒業試験やバレエ団のオーディション準備が最終目標になります。

最終学年では冬になると公募オーディション以外にも有名な学校にはバレエ団のオーディションや欠員募集の案内がくることもあります。

学校によっては校長先生が優秀な生徒だけにプライベートオーディションの情報を教えてくれることもあります。

心構えとしては全ての生徒さんがバレリーナになれる保証はどこにもないということ。

確率から言えば京大、早稲田、慶応を大学受験するよりかなり難易度が高くなります。

所属していたフランスのコンセルヴァトワールでは最終学年までは10人中3人のみがどうにかカンパニーが決まったほど、全生徒が全てバレリーナになれるわけではありません。


また、先生たちはバレエ団とコンタクトをとってくれません。

全てオーディションのアレンジを自分でやることになります。メールで履歴書やポートレート写真、短い動画送って返信待ちになります。

返信がこないバレエ団の方が多いと考えて間違いありません。

オーディションは100人単位で集まってきます。バレエ団に所属している人もまだ学校を卒業していない生徒さんも全て一緒のオーディションを受けます。受かるのは1~3人程度、その時のダンサーが辞める人数に合わせて募集する場合が多いです。

オーディションを受けていくと分かりますが、数回うけて落ちていくと、場所に不慣れなことと言葉が不自由なプレッシャーも合わせてかなり体力的に疲れます。

オーディションに落ち続けると自分に才能ない、どこで見極めをするか?

ということも頭をよぎるようになります。

自分はバレリーナになれるのか?もし駄目だったら、日本に帰って何をすればいいのか?どのように生活費を得ていけばいいのか?

こういった人生の選択を迫られることになります。

私の場合、10個目のオーディションはプライベートオーディションでした。結局ユースバレエ団でしたが、プロのバレエ団で公演をする経験を積む、職業舞踊手として怪我や病気をしないでクラシックだけでなくコンテやコレグラファーの創作作品を踊ることができるダンサーとして認められるので、次のステップへバレエ団の移籍も意外と楽にできるようになります。

留学中はバレエ団のオーディションに受かるかどうか不安になりますが、とにかく多くのオーディションを受けてください。

プライベートも公募オーディションもたくさん受けながらオーディションに慣れていくことも大切です。

まとめ バレエ留学失敗!留学準備と失敗した時の対応策

バレエ留学するのはプロを目指すにもそうでないにしてもいい経験になります。短期でも長期でもサマースクールでも素晴らしい経験を得られることになります。

ただここで留学生活で良い経験を得るために、そしてプロのバレリーナの夢を実現させたい生徒さんは学校選びから慎重にしてください。

学校によって授業の内容、カリキュラム、メソッド、卒業後の生徒さんの進路(どのようなバレエ団に入団できているか?)費用、言葉の問題によってもかなり違ってきます。

日本だけのネット情報ではまだまだ学校の表面だけの情報が多いです。

先生たちは留学経験のない人、プロのバレリーナでない人がさてどのようにバレエ学校の情報を調べているのでしょうか?

大きな留学エージェントは合格させることも目的ですが、結果は不合格でもフルサポート費用はかなりします。不合格になることもあるのは仕方のないことですが、自分でできることもあります。

バレエ学校が目的でなく最終的な目的がバレエ団で踊ることであれば、学校選びから慎重に専門家と話しながら決めていくのもお勧めします。生徒さんの踊り方にあったメソッドを学べるバレエ学校を選ぶことで、才能がより伸びることもあります。

また、最終的にプロのバレリーナになれるのは日本・海外のバレエ団を合わせても全ての生徒さんが成功するわけではありません。留学しても結局日本に帰国してアルバイトをしている中途半端な若い人も多くいらっしゃいます。

こういった場合、先の長い人生を考えると20代でバイト生活だと30代以上になると職歴になしのまま生きることになります。中には中卒、高校中退の学歴の低い生徒さんもいらっしゃいます。

日本ではまだまだ学歴社会です。学歴が低い、中途半端な人に対する社会風潮は厳しいものがありますよね?

そうならないためにも次のようなことも考えて留学を準備しましょう。

  • 高校はせめて卒業しておく
  • 通信高校へ編入も考える
  • 大学へ進める準備も可能にしておく
  • 海外のバレエ学校で大学の学士がとれる過程に進学する

バレエ以外の道へ進む選択肢を多く残しておくためです。

もし日本にまだ戻りたくないのであれば、留学先の国でバレエを学べる大学を探してみれば、意外とありますよ。欧米諸国は芸術に対して学べる機関が多いので!

その一つであるイギリスには、バレエ学校でも紹介しているセントラルスクールは、大卒が取得できる<The Conservatoire for Dance and Drama>という機関があります。この学校はイギリスのケント大学の準学士、学士号が取得できます。

このコンセルヴァトワールで学んだ最初の2年間で学士号が取得できます。

この学士号はイギリスのケント大学のプロフェッショナルダンスとパフォーマンス学部(Professional Dance and Performance)の準学士=短大卒の資格になります。

3年目は学士の資格(BA)プロフェッショナルダンスとパフォーマンス学部(Professional Dance and Performance)の学士号になります。これもケント大学の学士号になります。

フランスではパリ第5大学とパリ第8大学は学士以上の入学からでき、ニース大学は基礎課程の1、2年の大学課程(日本では短大の資格に相当)があります。

バレエ留学で失敗を最小限にするためにも、親元を離れ自分の体と向き合いながら唯意義な経験を積んでください!



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