フランスのパリ高等音楽院のバレエ学科の公演模様から学ぶバレエ留学の将来性

 

2017年のパリ高等音楽院のバレエ学校の生徒による年一度行われるバレエの発表会の様子が動画で発信されています。

年齢は15歳~17歳で最終学年の生徒たちによる演技です。

演目はヌレエフ版の「ライモンダ」です。

 

ライモンダの一部抜粋の踊りのあと、パリ・コンセルヴァトワールの振付・責任者との会話があります。

その中でなぜヌレエフ版のライモンダを演目に選んだのか?という質問に対する回答で注目しべきことがあります。

 

ヌレエフ版には様々な19世紀のダンススタイルを取り混ぜているため、いろいろなバレエ流派の動きや身振り手振りを通して表現することがバレエを通してアカデミクックなダンスを学べることにある。

 

 

バレエ学校の生徒のうちにアカデミック=バレエの基礎に忠実なフォームやパを学んでおくことで、将来的にバレエ団のオーディションで癖ののない身だな動きのないバレエダンサーということで好感をもってくれる芸術監督もいます。

 

フランスのバレエの事情を話すと、こういった公立のレベルの高いバレエ学校を卒業しても実際にバレエ団でプロのバレエダンサーとして就職先をみつけるのは至難の業です。

大半がバレエを辞めて大学進学や、バレエ教師の資格をとって町の一般のバレエ学校の先生になる人も多いです。

 

パリ・オペラ座バレエ学校の生徒が卒業後にバレエダンサーとしてバレエ団=就職に強い理由

 

 

またフランスのコンセルヴァトワールは年度末(5~6月)の最終試験で一位を取った生徒に対しては、パリ・オペラ座のバレエ学校の最終学年に編入できるというシステムが構築されています。

 

オペラ座バレエ学校に編入できれば、卒業と同時に受けるオペラ座のコールドバレエに受かる場合もあるし、その他のバレエ団へのプライベートオーディションへ申し込みをオペラ座のバレエ学校長である、イザベル・プラテルさんが生徒のバレエダンサーとしてのヘルプをっ全力でするということも校長の仕事の1つとなっています。

 

バレエ学校長が自らコネクションの強いバレエ団の芸術監督に電話をして、オーディションの交渉をしているところがYoutubeにも出ていることでも、バレエ学校の本来の意味を十分に理解できます。

 

日本ではこのようにバレエ学校やバレエのお教室をでてもバレエ団のオーディションのヘルプをしたり、バレエ学校の留学のヘルプを親身になってくれる先生たちがどの程度いるでしょうか?

昔の日本のバレエの世界の感覚だと、自分のお教室から生徒が違くお教室に行ったり、それこそ海外のバレエ学校留学することも嫌がる先生たちがまだまだいらっしゃいます。生徒の将来性を考えて手助けしてあげるのが本来の「教師」という立ち位置ではないでしょうか?

 

 

 
 




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